最新の医療・画像機器と、その周辺機器の総合展示会「ITEM 2014」をリポートします。
2014国際医用画像総合展(ITEM 2014)
2014年4月11~13日にパシフィコ横浜で開催
目次
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フィリップス、高速撮影時の画質を高めたMRIを発売
フィリップス エレクトロニクス ジャパンは、MRIの新製品「Ingenia CX」を発売し、「2014国際医用画像総合展(ITEM 2014)」(2014年4月11~13日にパシフィコ横浜で開催)に出展した。磁場コイルの性能を高め、高速撮影時の画質を高めたことが特徴だ。3T(テスラ)と1.5Tの2…
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「日本を肝疾患ソリューションの中核拠点に」、GEヘルスケア・ジャパン社長の川上氏
GEヘルスケア・ジャパン 代表取締役社長兼CEOの川上潤氏は「2014国際医用画像総合展(ITEM 2014)」(2014年4月11~13日にパシフィコ横浜で開催)において、肝臓疾患(肝疾患)に向けたソリューションの提供を強化する方針を発表した。現状で約300件という関連製品の国内導入実績を、20…
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日本製の機構部品採用で撮影速度と範囲、画質のトレードオフ解消、GEヘルスケアのX線CT装置
GEヘルスケア・ジャパンはX線CT装置の最上位機種「Revolution CT」を発売し、「2014国際医用画像総合展(ITEM 2014)」(2014年4月11~13日にパシフィコ横浜で開催)に出展した。画質(分解能)、撮影速度、撮影範囲(カバレージ)という3大要件のすべてを満たす「革新的なX線…
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「満を持して自信作を投入」、東芝メディカルがPET-CT一体型装置市場に参入
東芝メディカルシステムズは、PET装置とX線CT装置を一体化したPET-CT装置を「2014国際医用画像総合展(ITEM 2014)」(2014年4月11~13日、パシフィコ横浜)に出展した。2014年4月11日に日本国内で販売を開始した。
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CTの画像再構成を3分以内で完了、フィリップスがIntelとの共同開発で実現
フィリップス エレクトロニクス ジャパンは、X線CT装置向けのモデルベース逐次近似再構成技術「IMR Platium」を「2014国際医用画像総合展(ITEM 2014)」(同年4月11~13日、パシフィコ横浜)に出展した。2013年のITEM(ITEM 2013)で発表した画像再構成技術「IMR…
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シーメンス、低電圧撮影を可能にする新型X線管搭載のX線CT装置を展示
低被曝化や造影剤量削減などを実現
シーメンス・ジャパンは、2014年4月11~13日に開催された「ITEM 2014」において、低被曝などを特徴とするX線CT装置「SOMATOM Force」を出展した。「レントゲン検査と同等の被曝線量で高精細なCT検査を実現」(同社)できる。具体的には、一般的な胸部レントゲン検査での被曝線量は約…
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コニカミノルタ、事業統合したパナソニックとの共同開発第1弾の超音波診断装置を展示
両社の技術を融合し「ハンドキャリー型ながら高い分解能」
コニカミノルタは、2014年4月11~13日に開催された「ITEM 2014」において、「ハンドキャリー型ながら高い分解能を備える」(同社)ことをうたう超音波診断装置「SONIMAGE HS1」を出展した。同社が2014年1月に事業統合したパナソニック ヘルスケアの超音波部門と共同開発した第1弾の…
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アルツハイマー病のPET診断用薬剤の開発で、GEヘルスケアと日本メジフィジックスが協業
GEヘルスケア・ジャパンと日本メジフィジックスは、PET検査に使うβアミロイド検出用薬剤「Flutemetamol」の国内での開発に向けた協力体制を構築した。「2014国際医用画像総合展(ITEM 2014)」(2014年4月11~13日、パシフィコ横浜)で関連展示を行った。
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高コントラストのX線撮影、フィリップスがグリッドなしで実現
フィリップス エレクトロニクス ジャパンはデジタルX線撮影装置「DigitalDiagnost」の新バージョンを「2014国際医用画像総合展(ITEM 2014)」(同年4月11~13日、パシフィコ横浜)に出展した。業界最軽量をうたうカセッテ型ワイヤレスポータブルディテクタ「SkyPlate」と、…
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肝臓がんの類似症例を人工知能で検索するシステム、富士フイルムが発売
富士フイルムは、人工知能を用いて画像診断を支援する類似症例検索システム「SYNAPSE Case Match」に肝臓がんの画像検索機能を加えた。「2014国際医用画像総合展(ITEM 2014)」(2014年4月11~13日、パシフィコ横浜)に出展した。子会社の富士フイルムメディカルを通じて201…
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がんの治療効果を数値で判定可能に、PETの画質と定量性を両立する機能をGEヘルスケアが実現
GEヘルスケア・ジャパンは、PETとX線CT装置を一体化したPET/CT装置向けのPET画像再構成機能「Q.Clear」を2014年4月11日に発売した。PET画像の画質と、がんの活発度の定量的指標となるSUV値の精度を両立できる点が特徴だ。がんの治療前後でSUV値を比較することで、治療効果を定量…
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JEITAなど3団体、「ヘルスソフトウェア推進協議会」の設立を検討
電子情報技術産業協会(JEITA)、保健医療福祉情報システム工業会(JAHIS)、日本画像医療システム工業(JIRA)の3者は共同で「ヘルスソフトウェア推進協議会」(仮称)の設立に向けて検討を始めた。2014年4月11~13日にパシフィコ横浜で開催している「ITEM 2014」でJIRAが開催した…