台湾エイサーの「Liquid Z4」
台湾エイサーの「Liquid Z4」
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中国レノボの10.1型Androidタブレット「YOGA Tablet 10 HD+」
中国レノボの10.1型Androidタブレット「YOGA Tablet 10 HD+」
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米ヒューレット・パッカードの「Pavilion x360」
米ヒューレット・パッカードの「Pavilion x360」
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ヒューレット・パッカードの「Slate 6 VoiceTab」
ヒューレット・パッカードの「Slate 6 VoiceTab」
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 モバイル通信関連の展示会「Mobile World Congress 2014」の開幕前日となるスペインのバルセロナ市内で、多数の企業が集まり、製品を紹介するイベント「MobileFocus Global」が開催された。ここでは、パソコンメーカーが低価格のスマートフォンやタブレットを紹介する様子が目立っていた。代表的な製品を紹介しよう。

 台湾エイサーの「Liquid Z4」は、99ユーロ(1ユーロ140円換算で約1万4000円)と低価格のスマートフォン。液晶は4型で、OSはAndroid 4.2。1.3GHzのデュアルコアCPU、500万画素のカメラを備えている。低価格だけにストレージは4GBとやや少ない。上位機種には4.7型液晶を搭載した「Liquid E3」がある。こちらも199ユーロ(約2万8000円)と安い。発売はいずれも欧州で4月から。

 中国レノボは10.1型タブレット「YOGA Tablet 10 HD+」を展示していた。背面にスタンドを搭載しており、机の上などに立て掛けることができる。液晶の解像度を1920×1200ドットと従来モデルの1280×800ドットよりも高めた。また、カラーバリエーションにシャンパンゴールドを追加したという。OSはAndroid 4.3。4月以降に発売で、価格は349ドルから。

 米ヒューレット・パッカードは液晶を回転させるとタブレット型になるWindowsパソコン「Pavilion x360」を披露していた。液晶サイズは11.6型で、重さは1.4kg。CPUはPentiumかCeleron。価格は399ユーロ(約5万6000円)から。欧州などで3月から発売する。このほか、6型のタブレット「Slate 6 VoiceTab」も展示していた。音声通話機能を搭載した、いわゆるファブレットである。従来はインドで販売していたが、5月からは欧州や中東などでも販売する。価格は249ユーロ(約3万5000円)。

この記事はPC Online「ニュース」から転載したものです。