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電源アダプターの体積を1/4に、MIT発ベンチャーが新技術

高橋 史忠=日経テクノロジーオンライン
2014/01/10 20:49
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FINsix社がCESのブースに出展した電源アダプターの試作品(写真手前)。手前にあるので大きく見えるが実際はかなり小さい(下の写真参照)
FINsix社がCESのブースに出展した電源アダプターの試作品(写真手前)。手前にあるので大きく見えるが実際はかなり小さい(下の写真参照)
[クリックすると拡大した画像が開きます]
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 米国のベンチャー企業FINsix社は、ノートパソコンなどの電源アダプターの体積を約1/4と大幅に小型化できる技術を開発した。重さでは約1/6にすることが可能だ。1月7日から米国で開催中の民生機器関連の展示会「2014 Internatinal CES」で試作版の電源アダプターを出展した。2014年夏にも65Wのノートパソコン用電源アダプターを製品化する。価格は、80~90米ドルになる見込みだ。

 同社は、米MIT(Massachusetts Institute of Technology)のLEES Laboratoryの研究者が2010年にシリコンバレーで立ち上げた企業。研究していた「VHF(very high frequency) switching」技術を応用して、電源アダプターの小型化に取り込んでいる。

 この技術は、従来の電源アダプターで数十~数百kHzだったスイッチング周波数を、30M~300MHzの範囲に高めるものだ。これにより、従来の電源アダプターよりも受動部品の部品点数を少なくできるため、小型化が可能になるという。技術的には、10~数百Wの電源に対応できる。この技術に関連した特許出願は、取得済みと審査中のものを合わせて20件に上るとFINsix社は話している。

 製品化する電源アダプターにはUSBポートを備えるタイプもあり、スマートフォンやタブレット端末にも利用できる。パソコンやスマートフォンなどの機器を複数持ち歩く際に、それぞれの電源アダプターを用意せずに済む。FINsix社の技術は、同社が開発した電源アダプター製品に留まらず、要素技術として機器の内蔵電源の小型化にも寄与する可能性を秘めていそうだ。

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