新しい成形法の展示も目立った。バイオプラスチックの分野では、WPC(Wood Plastic Composite、木粉含有樹脂)が目を引いた(図5)。独Reifenh■user社(■はaウムラウト)は木粉70質量%、ポリプロピレン(PP)30質量%のコンパウンドを成形できるダイレクトWPC押出成形機を開発した。住宅建材、窓枠やインテリア類などの分野において、バイオマス(生物資源)を活用する成形技術として会場の注目を集めた。WPCは北米では年間100万tを超える需要があり、今後欧州、アジアでの需要も増大すると見込まれている。
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