アナログ エレクトロニクスを支える基盤技術
 

東芝、HEMS向けの920MHz帯無線通信モジュールを出展

中島 募=日経エレクトロニクス
2013/10/02 19:05
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東芝が開発中の920MHz帯無線通信モジュール
東芝が開発中の920MHz帯無線通信モジュール
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 東芝は2013年10月1日~5日に千葉市・幕張メッセで開催中の「CEATEC JAPAN 2013」で、920MHz帯の無線通信モジュールを出展している。スマートメーターやHEMS/BEMS向けの標準通信規格である「IEEE802.15.4g/e」のプロトコル・スタックを実装しており、スマートメーターやHEMSコントローラ、HEMS対応家電などへの搭載を想定している。「用途に合わせて6LoWPANやECHONET Liteのスタックを実装することも可能」(東芝)という。製品化の時期は2014年度の第2四半期(4~6月)を予定している。

 同社は既にHEMS対応の家電機器を発売済みだが、HEMSネットワークの通信方式として主にBluetoothを採用していた。しかし、Bluetoothが使用する2.4GHz帯は無線LANとの干渉問題がある。また、HEMSの通信方式にBluetoothを採用している家電メーカーが少ないため、マルチ・ベンダー環境における相互接続性の課題もあった。一方、920MHz帯のIEEE802.15.4g/eは無線LANとの干渉問題がなく、採用メーカーが増えているので相互接続性も見込める。そこで同社は、既存のBluetoothと併用を目指してモジュールの開発を始めたという。「IEEE802.15.4g/e対応製品の相互接続性を検証する『Wi-SUN Alliance』からの認証取得も検討している」(東芝)とする。

 開発を進めているモジュールは、家電機器などに組み込むための基板タイプと、HEMSコントローラなどに接続するUSBドングル・タイプの2種類がある。基板タイプは今後、同社が発売するHEMS対応家電などへの搭載を検討している。一方USBドングル・タイプについては、同社が2013年11月に発売予定のHEMSコントローラのオプション製品などとして出すことを検討しているという。11月発売のHEMSコントローラは標準では無線LANとBluetoothに対応しているが、このドングルを接続するとIEEE802.15.4g/eへの対応も可能になる。

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