2013年6月19~21日に東京ビッグサイトで開催された「第24回 設計・製造ソリューション展」(DMS 2013)で、注目を集めていたのが3Dプリンタだ。ラピッドプロトタイピング・3Dプリンタ ゾーンには所狭しと3Dプリンタが並べられ、多くの来場者でごった返した。ここでは、同ゾーンに出展された3Dプリンタの幾つかを、写真で紹介する。

図1●丸紅情報システムズ(MSYS、本社東京)が出展した低価格3Dプリンタ「Mojo」
米Stratasys社製の熱溶解積層方式の3Dプリンタ。ノズルから溶かした樹脂を吐出しながら積層していく。使用可能な樹脂はアクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)。造形可能なワークのサイズは、127×127×127mm。積層ピッチは0.178mm。造形時間は、127mm角の立方体の場合で5~6時間。樹脂(モデリング材料、サポート材料)の価格は、1311cm3当たり9万9800円。本体価格は158万円(2013年6月末までは128万円)。次年度以降の保守料金(ハードのみ)は19万8000円。
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