米インテルは2013年6月4日から8日まで台湾・台北市で開催されたIT見本市「COMPUTEX TAIPEI 2013」で、第4世代Coreプロセッサーを搭載したNUC(Next Unit of Computing)準拠のマザーボードを展示した。2013年第3四半期に出荷する。

 NUCは米インテルによる、手のひらサイズの小型デスクトップパソコンのための規格。現在はCore i-3000シリーズやCeleronを搭載したマザーボードや、マザーボードとケースのセットが販売されている。展示されていたのは、Core i5-4250Uを搭載したモデル。SO-DIMMスロットを2本備えており、デュアルチャンネルDDR3-1600(最大16GB)に対応する。

 端子は、Mini HDMIやMini DisplayPort、USB 3.0×4、Serial ATA×1、1000BASE-T(ギガビットイーサネット)など。PCI Express Mini Cardスロットを2本、USBの内部接続用ピンヘッダーなどを備える。

第4世代Coreプロセッサーを搭載したNUCのマザーボード。中央がCPU。チップセット(PCH)を1チップ化した、Uシリーズだ
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メモリーはSO-DIMMを取り付ける。下にあるスロットはPCI Express Mini Card。1本はハーフ、もう1本はフル/ハーフに対応する
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電源はACアダプターで供給する。LANは1000BASE-T対応。ミニタイプのDisplayPortとHDMIを備える
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背面と前面にUSB 3.0端子を2個ずつ搭載している
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展示されていたマザーボードの主な仕様。スライドによると、Core i3-4010Uを搭載したモデルもあるもよう。展示のマザーボードについて出荷時期を尋ねたところ第3四半期とのことだった
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この記事はPC Onlineニュース「COMPUTEX TAIPEI 2013」から転載したものです。