各社が量産化を表明したhigh-k/メタル・ゲート,より複雑な現象の理解が進む

「2010 Symposium on VLSI Technology」(2010年6月15~17日,米国ハワイ州ホノルルで開催)のSession 17「Advanced CMOS III」では,次世代トランジスタに必須の技術であるhigh-k/メタル…(記事を読む06/19 14:17

SSDの書き込み速度を4.2Gビット/秒へ高める電源技術,東大などが開発

 SSD(solid state drive)のデータ書き込み速度を,従来比で60%増の4.2Gビット/秒へ高められる電源技術を,東京大学 大学院工学系研究科 電気系工学専攻 准教授の竹内健氏のグループと東芝が共同で開発した。並列に動作するNANDフ…(記事を読む06/19 12:30

GeやIII-V族,高性能MOSFETの動作実証が相次ぐ

 「2010 Symposium on VLSI Technology」(2010年6月15~17日,米国ハワイ州ホノルルで開催)の会期3日日の午後には,非SiチャネルMOSFETに関する研究成果が集中的に発表された。Ge,III-V族半導体,そして…(記事を読む06/18 21:54

ルネサス,バラつきの克服に向けた新たなSRAM回路技術を開発,40nm世代で2.98Mビット/mm2を実現

ルネサス エレクトロニクスは,微細化に伴って増大するCMOS素子の特性バラつきを克服し,速度性能を維持したまま,適切な動作マージンを,より小面積で実現する新たなSRAM回路技術を開発した。(記事を読む06/18 20:15

東芝などが「3次元FPGA」を開発,SRAMをTFT技術で論理回路の上に積んでチップ面積を半減

東芝は,コバレントマテリアル,米Tier Logic Inc.,tei Technologyと共同で, CMOS論理回路の上にアモルファスSi TFT技術によるSRAMを3次元積層することで実現した,いわゆる「3次元FPGA」を半導体製造技術関連の国…(記事を読む06/18 19:09

ばらつき,SRAM,アナログ・モデル・・・,今後10年間のVLSI技術開発の方向性に関して議論

 「2010 Symposium on VLSI Technology」と「2010 Symposium on VLSI Circuits」の合同で企画されたジョイント・ランプ・セッションでは,「The Next Decade of VLSI Tec…(記事を読む06/18 14:59

ルネサス,RTN起因のSRAMの誤動作を観測およびシミュレーションする手法を開発

 ルネサス エレクトロニクスは,ランダム・テレグラフ・ノイズ(RTN:random telegraph noise)が原因で生じるSRAMの誤動作を,観測および実用的な時間内でシミュレーションする手法を開発した。これにより,22nm世代以降といった先…(記事を読む06/18 07:00

異種材料の集積化技術,集中セッションに熱い注目

 「2010 Symposium on VLSI Technology」(2010年6月15~17日,米国ハワイ州ホノルルで開催)では,焦眉のテーマを集中的に議論する「Focus Session」が二つ設けられた。その一つが,Session 14「H…(記事を読む06/17 21:47

IBM,直径3nmのSiナノワイヤFETを用いた25段のリング・オシレータの動作を確認,10nm未満の世代を視野

米IBM T.J. Watson Research Centerは,直径が最小3nmのSiナノワイヤFETを利用した25段のCMOSリング・オシレータを試作し,実際に動作することを確認したと,半導体製造技術関連の国際会議「2010 Symposium…(記事を読む06/17 20:21