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【麻倉怜士CES報告22】ZRRO社の3次元センサ・リモコンは画期的なゲーム操作性

麻倉 怜士=評論家、日本画質学会副会長
2013/01/16 13:37
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下の白いパッドがZRRO社の3次元センサ・リモコン。左側の黒い三角の物体がネット対応セットトップ・ボックス。
下の白いパッドがZRRO社の3次元センサ・リモコン。左側の黒い三角の物体がネット対応セットトップ・ボックス。
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このように両手、両親指で操作する。親指を浮かしている。
このように両手、両親指で操作する。親指を浮かしている。
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テレビ画面ではこのように映る。
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 イスラエルのセンサ技術の開発会社であるZRRO社の3次元センサ・リモコンが、船井電機のネットワーク対応セットトップ・ボックス用のゲーム・リモコンとして採用が決まった。両手で持つパッド型のリモコンだ。両方の親指を少し浮かせて水平移動させると、テレビ画面上の二つのポインタが移動する。ここぞという場所でリモコン画面に直接触れれば、目的の動作を実行できる。

 パソコンなどのタッチ・パネルは相対座標なので、ポインタを動かすには何回も触って同じ方向になぞる動作が必要だが、この3次元センサ・リモコンは絶対座標で操作できる。しかも、ブラインド・タッチのように、目はテレビ画面を見ながら、両方の親指でコントロールできるので、ゲーム用途にはぴったりだ。

 船井電機 開発技術本部 副本部長の河野誠氏は、採用の経緯を次のように語ってくれた。「このセットトップ・ボックスはAndroidベースです。しかし、これまでのテレビのリモコンではAndroidマーケットで売られているゲームのほんの少ししか遊べません。操作体系が異なるからです。そこで新しいリモコンを探していた時に、ZRRO社さんの3次元センサ・リモコンを見つけ、われわれのニーズにぴったりだと思いました」。

 ZRRO社はイスラエルのテルアビブに本社を置く、2009年に設立された3次元センサの開発会社である。電界用のセンサの数を少なくしても雑音(ノイズ)の影響を抑えられる技術を強みとする。「つまりセンサ数が減らせるので、コストダウンにつながるのです」(副本部長の河野氏)。まずはセットトップ・ボックスのリモコンに組み込むが、スマートフォン自体にこの3次元センサを採用するアイデアを話していた。

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