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HOMEエレクトロニクス機器2013 International CES > 【麻倉怜士CES報告8】パナソニックの基調講演――「脱テレビ」ではないが、明らかに軸足は業務用領域へ

2013 International CES

【麻倉怜士CES報告8】パナソニックの基調講演――「脱テレビ」ではないが、明らかに軸足は業務用領域へ

  • 麻倉 怜士=評論家、日本画質学会副会長
  • 2013/01/11 15:31
  • 1/1ページ
基調講演するパナソニック 代表取締役 社長の津賀一宏氏
基調講演するパナソニック 代表取締役 社長の津賀一宏氏
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パナソニックのブースで展示されている、印刷プロセスを用いた56型有機ELディスプレイ
パナソニックのブースで展示されている、印刷プロセスを用いた56型有機ELディスプレイ
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 パナソニックの軸足は明らかに業務用領域だった。事前に予想されていた「脱テレビ」を宣言するわけではなかった。しかし、テレビも含めて、パナソニックは総合弱電メーカーであることを、そして既にB to B領域で広範なビジネスをしていることを改めて、米国の家電業界とジャーナリストに示した形だ。

 特に「International CES」ではこれまであまり触れられてこなかった、家、ビジネス、クルマ、飛行機、コミュニティなど、パナソニックの事業分野の広さには業界人も驚いたことだろう。テレビに関しては世界初の印刷プロセスを用いた56型有機ELディスプレイというサプライズはあったものの(Tech-On!関連記事)、メインはセカンド・スクリーンでのスマートテレビ。ただ、これは誰もが言っていることで、筆者としては、パナソニックならではの画期的なコンセプトを期待したかった。百貨店的な事業分野紹介だったが、もっと専門店的な慧眼と、横串の発想が欲しかった。

 パナソニック 代表取締役 社長の津賀一宏氏は、基調講演の前にかなりリハーサルしたようだ。常に軽い笑みをキープし、ある文節では左に、次に中央に、そして右にという規則性が感じられた。服装はビジネスマン的で仕立てが良い。しかし微笑みが硬く、もっとリラックスした方がより自信が感じられただろう。

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