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NAIAS 2009(デトロイトショー)

【デトロイトショー】BMW社、大型車向けのハイブリッドシステムを展示

2009/01/12 13:00
浜田 基彦=日経Automotive Technology,狩集 浩志=日経エレクトロニクス
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Concept 7 Series ActiveHybrid
Concept 7 Series ActiveHybrid
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 ドイツBMW社は大型車向けのハイブリッドシステム「ActiveHybrid」を開発し、同社の「7」シリーズに搭載したコンセプトカーを展示した。燃費を従来比で15%低減する。2009年中に生産開始する。ActiveHybridは、V型8気筒ガソリンエンジンに,8速自動変速機、回生時に発電機を兼ねる駆動用モータ、120VのLiイオン2次電池ユニットを組み合わせた。

 V8ガソリンエンジンは、バンクの内側が排気弁、外側が吸気弁という、現代のエンジンには珍しい構成。Vバンクの谷間にターボチャージャが2個並ぶ。クランク軸はシングルプレーンでない普通のV8。このタイプのエンジンをバンク別のツインターボと組み合わせることは、各バンクが不等間隔爆発になるため避けたいはずで、前例は多くはないのだが、あえて採用したようだ。油圧ポンプは普通のエンジンと逆で、後ろ側にある。

 通常の変速機ではトルクコンバータがある場所に、24極の扁平なモータを配置した。モータの最高出力は15kW、最大トルクは210N・m。トヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」などのようにシリーズ・パラレル方式ではなく、ホンダのハイブリッド車「シビック ハイブリッド」と同じくパラレル方式となる。そのため、エンジンの始動や加速時のアシストにモータを利用する。

 Liイオン2次電池の容量は800Whであることから、セルの電流容量は6.5Ah程度とみられる。インバータなどを搭載する制御ユニット(ドイツContinental社製)は、通常のハイブリッド車では放熱を考えてエンジンより高い位置にあるが、ActiveHybridではオイルパンの横という低い位置に配置した。オイルパンだけでなく変速機にもねじで固定しているようで、アルミダイカスト品の立派な外装であることからも、剛性を上げるプレースとしての役割を持たせる模様。エンジンが内側排気で、上部が高温になりやすいことも、この配置に関連しているのだろう。

《訂正》
記事掲載当初,「ActiveHybrid」が「X6」シリーズにも搭載されるとの記述がありましたが,これは誤りでした。お詫びして訂正いたします。記事本文は既に訂正済みです。

ActiveHybrid。左からLiイオン2次電池ユニット、8速AT、モータ、V8エンジン
ActiveHybrid。左からLiイオン2次電池ユニット、8速AT、モータ、V8エンジン
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エンジン。向こう側、変速機との間に電子制御装置の箱が見える
エンジン。向こう側、変速機との間に電子制御装置の箱が見える
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