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NAIAS 2008(デトロイトショー)

【デトロイトショー】GM社,高性能セダン「Cadillac CTS-V」に磁性流体を使ったダンパを採用

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2008/01/21 13:55
清水 直茂=日経エレクトロニクス
図1 米General Motor社が発表したCadillacのスポーツ・セダン「CTS-V」
図1 米General Motor社が発表したCadillacのスポーツ・セダン「CTS-V」
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 米General Motor(GM)社は,2008年デトロイト・モーターショー(2008 North American International Auto Show,一般公開日:2008年1月19〜27日)にて,「Cadillac」ブランドの高性能セダン「CTS-V」を発表した(図1,2)。同車は2008年第4四半期に発売予定。

 CTS-Vの特徴として同社は,ダンパに米Delphi製の「Magnetic Ride Control(MRC)」を搭載することを挙げた。MRCとは,電圧を印加すると粘度が変わる磁性流体(MR流体)を使って減衰力を変化させるダンパのことである。路面の凸凹に合わせてダンパの減衰力を変化させ,乗り心地や操縦・安定性を両立する。通常よく用いられる減衰力可変ダンパでは,シリンダ内に封入した油の圧力や流量を,ソレノイド・バルブなどで制御して減衰力を変える。MRCを使えば,ソレノイド・バルブのようなメカニカルな機構を使わずに減衰力を変化できるため,数msという高速な応答性を実現できるという。MRCはGM社のほか,ドイツAudi社も「TTクーペ」に採用している。

 CTS-Vは4シーターの後輪駆動車。排気量6.2LのV型8気筒のガソリン・エンジンを搭載し,CTSの高性能モデルとなる。出力は550PS(410kW)でトルクは745N・m。競合車として同社は,ドイツBMW社の「M5」やドイツDaimler社の「Mercedes-Benz E55」を挙げる。また,ステアリングの裏側に搭載したパドルで,手動変速が可能なパドル・シフトを搭載する(図3)。

 同社は,クーペ・タイプのコンセプト・カー「CTS Coupe Concept」も同時に発表した(図4)。スペックや発売日などは未定。

図2 後方より
図2 後方より
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図3 インスツルメンツ・パネル(GM社の広報資料より)
図3 インスツルメンツ・パネル(GM社の広報資料より)
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図4 GM社が発表したクーペ・タイプのコンセプト・カー「CTS Coupe Concept」
図4 GM社が発表したクーペ・タイプのコンセプト・カー「CTS Coupe Concept」
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