図1 パナソニックASアメリカと米Garmin International社が共同で開発したカーナビの試作機
図1 パナソニックASアメリカと米Garmin International社が共同で開発したカーナビの試作機
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 松下電器産業 パナソニック オートモーティブシステムズ社の北米拠点であるパナソニックASアメリカ(PASA)は,2008年デトロイト・モーターショー(2008 North American International Auto Show,一般公開日:2008年1月19~27日)にて,北米のPND(Personal Navigation Device)販売大手の米Garmin International社と,カーナビ事業で提携することを発表した。発表に際して,両社で開発したカーナビの試作機を披露した(図1)。

 PASAとGarmin International社は,両社が提携する意義として,「機能を限定した安価なPNDではなく,高付加価値の製品を生み出せる」ことを挙げる。

 両社が共同で開発したカーナビの試作機の特徴は,音声認識機能や,タッチ・センサによりモニター上を指でなぞると地図画面が移動するといった機能などである。モニターのサイズは4.3インチである。「2~3年後の実用化」(PASA)を目指している。

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