「そんな企画、前例がないだろう」
社内で新商品の企画ができ、了解を得るために上司のところへ行ったときに発せられる上司の第一声は、どの会社もほぼ一緒だ。
「そんな話、俺は聞いてない」
「そんな企画、前例がないだろう」
上司たちを説き伏せてやっと社長のところまで行っても「よく分かんないから、君たちで決めて」と、らちが明かない。誰も決められないのなら、何のために上司がいるのか…。
数々の新規事業を成功に導いた「開発の鉄人」が、「ビズラボ」の講義(上の動画)で語った“会社”という不思議な組織の意思決定の壁と、それを乗り越える解決策とは?