「スマートフォン(スマホ)の薄型化が止まらない」との書き出しで始まる記事がこの1カ月の電子機器サイトで最も読まれた記事となった。ランキング上位の常連となっているコラム「分解スペシャリストが見た!スゴイ製品その中身」の最新記事だ。2位と3位もこのコラムの記事である。

 トップの記事は、タイトルの通り、厚みが5mmを切った製品について、分解し詳説している。今回の中国Oppo社による「Oppo R5」の厚みは4.85mm。薄型化のために直径3.5mmのヘッドフォン端子をなくした。Micro USBポートと形状変換ケーブルの組み合わせでヘッドフォンを使えるようにしている。

 バッテリーの厚みは3.16mm。記事の写真を見ると、容量などの仕様や充電器のメーカーなどが分かる。記事には、バッテリーマネージメントICのメーカーがミツミ電機とも書いてある。

 次に紹介しているのは、カメラだ。ソニーの1300万画素のCMOSセンサーをメインカメラとして搭載、“自撮り”用には500万画素品を搭載している。記事では薄さと頑強さの両立の手法について分析している。そして「薄型化に向かってきた振子だが、どこかでゆり戻しがあるかもしれない。」と締めくくられている。