アクセス記事ランキング(1/1~6/30)
クルマ
1 中国マジ半端ないと思った話
2 燃料電池車「MIRAI」、滑らかな加速ながら気になる乗り心地
3 新型「レガシィ」、意のままに操れる「B4」と熟成不足の「アウトバック」
4 ターボが崩す、日本の排気量至上主義
5 カー・オブ・ザ・イヤー受賞のマツダ「デミオ」を徹底試乗、際立つガソリン車の完成度
6 ダイハツ「ムーヴ」、ゆとりあるエンジン性能ながら電動化ではやや遅れ
7 「主婦は荷物をどこに積む?」
8 第1回 燃料電池車はEVよりも何が優位か?
9 今後は「アップサイジング」、マツダのミスターエンジン
10 アップルのEVはやはり鴻海が造るのか
11 クルマはInternet of Things!Teslaは走るコンピューター、ソフトウエアで性能を定義する
12 トヨタの新エンジンは最大熱効率40%以上
13 第2回 「この車名でいいのかな?」、豊田社長はつぶやいた
14 これが日本で一番売れたクルマだ
15 ホンダが新型「NSX」の技術詳細を発表、新しい鋳造部品で軽量・高剛性を実現
16 次期「プリウス」のエンジンは熱効率40%達成、カギはクールドEGR
17 終わりなき燃費競争、この1年――2014年は37km/Lの「アルト」、2015年は新型「プリウス」に注目
18 新型「ロードスター」、新設計6MTは6速直結
19 自動ブレーキ、この1年――EyeSightの独走を誰が止めるのか
20 無人タクシーは2020年に実現、ZMP社長谷口氏

 日経テクノロジーオンラインのテーマサイト「クルマ」において、2015年上半期(1月~6月)のアクセスランキングで1位に輝いたのは「中国マジ半端ないと思った話」だった。

 中国のモーターショーでは今回からコンパニオンが禁止になったが、「実際は形を変えて残っているのではないか」という、記者の問題意識が現実になるまでの瞬間がリアルに描かれている。1週間程度の短期滞在で目にした「ドローン」「繁華街の客引き」「電動バイク」「自動運転」から、中国のたくましさ、したたかさが垣間見れる。

 2位はトヨタ自動車のFCV(燃料電池車)「MIRAI」の試乗記『燃料電池車「MIRAI」、滑らかな加速ながら気になる乗り心地』だった。量産仕様にもかかわらず、当初は販売台数が限定的で法人用途が中心であるため、実際に乗ったらどうなのか、という興味に応える内容になっている。FCVは、走行時に水素だけでなく酸素も取り込む。

 3位には富士重工業の新型「レガシィ」の試乗記『新型「レガシィ」、意のままに操れる「B4」と熟成不足の「アウトバック」』が入った。重心高が上がったことによる乗り心地の変化に着目した記事だ

 このほか、4位の「ターボが崩す、日本の排気量至上主義」は、ダウサイジングターボの本格的な導入が日本で始まろうとしているが、欧州のように普及するのか手探りの状態であることを示している。5位の『カー・オブ・ザ・イヤー受賞のマツダ「デミオ」を徹底試乗、際立つガソリン車の完成度』では、新型デミオの軽快なエンジンについて言及した。

 ランキング全体では、記事のテーマが中国、FCV、ターボ、マツダ、自動運転など、と広く分かれた。リーマンショック後の長いトンネルを抜けて、日本の自動車産業が新しいテーマに挑戦していることは間違いなさそうだ。