テクノ大喜利
目次
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信頼に足る値を算出できないなら、もはや統計は不要なのでは
【ブラックボックス化する半導体産業の動き】回答者:慶應義塾大学 田口眞男氏
半導体関連統計の現状とこれからの接し方を論じている今回のテクノ大喜利、4番目の回答者は、慶應義塾大学の田口眞男氏である。今あらためて、経営判断に統計値の参照が欠かせなかった時代の状況と、現在の半導体産業を取り巻く状況を比べて、そもそも現在の半導体ビジネスにおいて統計値は本当に必要なのか議論する。
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WSTSは無比の半導体統計、改善した上での継続を切望する
【ブラックボックス化する半導体産業の動き】回答者:Grossberg 大山 聡氏
半導体関連統計の現状とこれからの接し方を論じている今回のテクノ大喜利、3番目の回答者は、この10月からコンサルタントとして独立したGrossbergの大山 聡氏である。キャリアの中で、調査会社に身を置く期間が長かった同氏が、半導体関連の統計の意義や抱えている課題を論じながら、統計値とどのように向き合…
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裏市場の急成長によって、既に半導体統計は形骸化している
【ブラックボックス化する半導体産業の動き】回答者:テカナリエ 清水洋治氏
半導体統計の信ぴょう性の変化とそれに対する対応などを議論している今回のテクノ大喜利、2番目の回答者はテカナリエの清水洋治氏である。数多くの電子機器を分解し、内部に搭載されている部品をつぶさに調査している同氏は、半導体関連の統計値には表れない、赤裸々な半導体流通の姿を知る立場にいる。同氏の肌感覚では、…
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半導体関連の統計が頼りにならなくなった7つの理由
【ブラックボックス化する半導体産業の動き】回答者:野村證券 和田木哲哉氏
今回のテクノ大喜利では、半導体関連の統計があてにならなくなっている背景とその影響を議論した。最初の回答者は、野村證券の和田木哲哉氏である。正確な統計値を出せなくなった半導体業界の渦中にいる同氏が、そうした状態に至った7つの理由を解説した。
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エンジン車廃止は未曾有のプロジェクト、商機もリスクも巨大
【エンジン車廃止の潮流に商機を探る】テクノ大喜利まとめ
EVビジネスでは、エンジン車とは全く異なる技術体系と業界構造でのクルマづくりが求められる。機械部品に代わって電気・電子部品の存在感が大きくなり、電気・電子業界に新たなビジネスチャンスが生まれることは確実だ。今回のテクノ大喜利では、エンジン車廃止のインパクトと、そこから生まれる電気・電子業界の商機に…
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エンジン車廃止ビジネスの試金石は、中国市場になる
【エンジン車廃止の潮流に商機を探る】回答者:慶應義塾大学 田口眞男氏
「エンジン車廃止の潮流に商機を探る」をテーマに議論している今回のテクノ大喜利。4番目の回答者は、慶應義塾大学の田口眞男氏である。同氏は、エンジン車廃止が実現するためのシナリオを考察し、その中で生まれる電気・電子産業の商機を論じる。
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愛せないクルマはいらない、業界を超えて愉快なEVを作ろう
【エンジン車廃止の潮流に商機を探る】回答者:服部コンサルティング インターナショナル 服部 毅氏
「エンジン車廃止の潮流に商機を探る」をテーマに議論している今回のテクノ大喜利。3番目の回答者は、服部コンサルティング インターナショナルの服部 毅氏である。同氏は、新しい世代のクルマを愛車にするために、電気・電子産業は何ができるのかという視点からエンジン車廃止によって生まれる商機を論じる。
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完全EV化は社会・産業の大転換、マクロ視点で商機を探せ
【エンジン車廃止の潮流に商機を探る】回答者:アーサー・D・リトル 三ツ谷翔太氏
「エンジン車廃止の潮流に商機を探る」をテーマに議論している今回のテクノ大喜利。2番目の回答者は、アーサー・D・リトルの三ツ谷翔太氏である。同氏は、自動車産業そのものの変化にとどまらないエンジン車廃止のインパクトの広がりを考慮し、そこでの商機を考えるための視点を提示する。
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「エンジン車廃絶なんて起きるはずがない」と高をくくる愚かさ
【エンジン車廃止の潮流に商機を探る】回答者:微細加工研究所 湯之上 隆氏
今回のテクノ大喜利では、エンジン車廃止の潮流から電気・電子業界に生まれる商機について議論した。最初の回答者は、自動車産業の企業を対象にしたコンサルティング経験を持つ微細加工研究所の湯之上 隆氏である。半導体業界に長く身を置く同氏は、永遠に続くと思われた産業が瓦解していく様子を肌で経験してきた。今や…
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ダントツ半導体メーカー、その存在は善か悪か
【ダントツ企業が割拠する半導体市場】テクノ大喜利まとめ
ビッグデータを扱う情報システムの利用が広がり、半導体需要は今後も堅調に伸び続けていくことが確実である。そうした中、半導体チップの主要品種それぞれに、市場と技術開発に大きな存在感を示すダントツ企業がいることは、半導体ユーザーのビジネスに、どのような影響を及ぼすことになるのだろうか。今回のテクノ大喜利…
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応用市場の盛衰はダントツ企業の施策次第、ならば利用しよう
【ダントツ企業が割拠する半導体市場】回答者:IHSテクノロジー 大山 聡氏
「ダントツ企業たちが割拠する半導体市場」と題して、半導体ユーザーにとってのダントツ企業の功罪を論じている今回のテクノ大喜利。5番目の回答者は、IHSテクノロジーの大山 聡氏である。ダントツ半導体メーカーの強大な力に対抗したり、削いだりすることは考えず、むしろその力を利用するしたたかな戦略を提示した…
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ダントツ半導体メーカーの誕生は、エコシステムの前進だ
【ダントツ企業が割拠する半導体市場】回答者:テカナリエ 清水洋治氏
「ダントツ企業たちが割拠する半導体市場」と題して、半導体ユーザーにとってのダントツ企業の功罪を論じている今回のテクノ大喜利。4番目の回答者は、テカナリエの清水洋治氏である。同氏は、ダントツ企業を中心にして作り出されるエコシステムの役割に着目して、ユーザーに与えるインパクトを論じた。
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電子産業は、各分野を代表するダントツ半導体同士の闘いの場へ
【ダントツ企業が割拠する半導体市場】回答者:服部コンサルティング インターナショナル 服部 毅氏
「ダントツ企業たちが割拠する半導体市場」と題して、半導体ユーザーにとってのダントツ企業の功罪を論じている今回のテクノ大喜利。3番目の回答者は、服部コンサルティング インターナショナルの服部 毅氏である。半導体業界内でのこれまでのダントツ企業が生まれてきた過程を振り返り、さらにいかに圧倒的な力を持つ…
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要は使い方次第、ダントツ半導体の存在は理想的
【ダントツ企業が割拠する半導体市場】回答者:某ICT関連企業 いち半導体部品ユーザー氏
「ダントツ企業たちが割拠する半導体市場」と題して、半導体ユーザーにとってのダントツ企業の功罪を論じている今回のテクノ大喜利。2番目の回答者は、某ICT関連企業のいち半導体部品ユーザー氏である。ユーザー代表としての同氏の見方は、ダントツメーカーの存在に対して、びっくりするほど好意的である。
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ダントツ半導体メーカーの存在、ユーザーのメリットなど皆無
【ダントツ企業が割拠する半導体市場】回答者:野村證券 和田木哲哉氏
今回のテクノ大喜利では、特定の分野に圧倒的な力を持った半導体メーカーが存在することの功罪を論じていただいた。最初の回答者は、野村證券の和田木哲哉氏である。ダントツ企業が、その強みを固めていく過程とその弊害を、具体的な例を交えながら解説した。
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AIチップが開くÅ時代、半導体ビジネスの形は一変
【半導体、Å時代はくるのか?】テクノ大喜利まとめ
ベルギーの研究開発機関imecは、2017年5月16日と17日に開催したカンファレンス「imec Technology Forum」において、新たな半導体ロードマップを公開した。そこには、2025年以降の実現を想定して「14Å(1.4nm)」という新しいプロセスノードが付け加えられた。今回のテクノ…
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権威の言葉を鵜呑みにするな、しからばÅ時代の扉は開く
【半導体、Å時代はくるのか?】回答者:微細加工研究所 湯之上 隆氏
「半導体、Å時代はくるのか?」と題して、半導体のÅ時代の意義と、そこでの課題を洗い出している今回のテクノ大喜利。3番目の回答者は、今回のテーマに答えるためにあるような名称である微細加工研究所の湯之上 隆氏である。同氏は、革新的な技術が次々と現れて進化し続けてきた半導体の微細加工技術開発の歴史を振り…
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GoogleもAmazonも先端半導体は生命線、Å時代は必ず来る
【半導体、Å時代はくるのか?】回答者:服部コンサルティング インターナショナル 服部 毅氏
「半導体、Å時代はくるのか?」と題して、半導体のÅ時代の意義と、そこでの課題を洗い出している今回のテクノ大喜利。2番目の回答者は、服部コンサルティング インターナショナルの服部 毅氏である。今回のテーマのきっかけとなった14Åノードの是非を問うたimecの動きを熟知する同氏が、より微細な半導体プロ…
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Å時代の到来で、先端半導体は別次元のビジネスに変貌する
【半導体、Å時代はくるのか?】回答者:野村證券 和田木哲哉氏
今回のテクノ大喜利では、「半導体、Å時代はくるのか?」と題して、半導体のÅ時代の意義と、そこでの課題を洗い出すことを目的として議論した。最初の回答者は、野村證券の和田木哲哉氏である。半導体関係者への豊富なヒアリングと、緻密な洞察で、Å時代の技術的な課題を明確化し、それによって変貌する先端半導体ビジ…
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5Gビジネスの成否は、立ち上げ期の投資回収シナリオ次第
【商用化迫る5G、何に使うの?】テクノ大喜利まとめ
実用化の先に広がる新たなアプリケーションの実現に期待が掛かる5Gだが、ビジネスとしての成功を疑問視する声は意外と多い。携帯電話サービスには、偶数世代は大成功し、奇数世代は普及に苦労するという不吉な経験則もある。今回のテクノ大喜利では、5Gがビジネスとして成功するための条件を考えた。