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 ピカピカとLEDが光っています。これは、自転車に乗るときに着用する「スマートジャケット」。身体の前面、背面、腕に配置した白色や赤色、黄色の合計23個のLEDが、走行時に点滅して自分の存在を周囲に知らせてくれます。

 英国ロンドンのVisijax社が開発した製品。実は、LEDは単に点滅しているだけではありません。腕の部分に配置したLEDは手信号の動きで点滅を始め、腕を下ろすと自動で消えるのです。つまり、クルマで言えば「ウインカー」。腕の動きはセンサーで検出しており、それが「スマート」の所以です。

 自転車乗り向けですから、もちろん防水仕様。電源としてUSBで接続する小型の充電池を外せば、何と丸ごと洗濯機で洗えます。いずれ無線通信機能がついて、IoT(Internet of Things)端末に進化することは想像に難くありません。この製品、米国で開催された「2015 International CES」のイノベーションアワードを獲得しました。