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HOME新産業異業種連携倶楽部 セッテン > 地方モデルが東京に逆流入する時代

倶楽部 セッテン

地方モデルが東京に逆流入する時代

介護×ITシステム――三ちゃんと愉快な仲間たち【第9回】

  • 構成=高橋 史忠
  • 2015/07/02 00:00
  • 1/5ページ
 倶楽部セッテンの今回のゲストは前回に引き続き、香川を中心に介護ビジネスを展開するケア・ステーションの藤田浩司社長と、福井に本社を置いてITシステム開発を手掛けるネットシステムの荒川智之社長である。
 不動産会社の営業マンから転身し、家族を入居させたくなる介護施設を目指して介護ビジネスを立ち上げた経営者と、地元の中小・零細事業をITシステムで支援するという志で独立した経営者。地方発で世の中をあっと言わせる仕掛けづくりをテーマに大いに盛り上がった。
左から、荒川氏、藤田氏(写真:加藤 康)
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三反田 荒川さんのネットシステムは、ITシステムの開発から始まって、いろいろと事業を広げていますよね。どのように広げていったんですか。

荒川 起業して10年くらいは、システム開発をメインにやっていたんです。先ほど言ったように北陸3県の地域密着で、地元の中小企業を中心にシステム関連の支援をしていました。

 例えば、一般企業であったり、飲食店であったり、美容院だったりがお客さんです。そこに出入りして、いろいろなモノを卸している業者さんがいますよね。お客さんと業者の話を聞いていると、ウチの会社ができることがあるんじゃないかなと思ったんです。

三反田 なるほど。

荒川 システムエンジニアですから、お店の中に導入するモノの流れを把握してシステムを設計します。お客さんがどのくらいの予算を考えているかも、ある程度把握できる。だから、厨房の機材やレジなどをネットシステムで販売代行することができるのではないかと。ウチの会社が大手のメーカーさんから直接仕入れることで、流通の中間コストを減らせます。

 メーカーさんは北陸の営業所を立ち上げても、2~3年で撤退していくケースが多いんです。地元の人は人間関係を重視する傾向があるから、単に営業担当者を送り込んでもなかなか入り込めない。そこを私どもがサポートすることで、商品を売りやすくなります。それをやっているうちに、扱う商材が今では約300種類に増えました。

ネットシステムの社内の様子(写真:ネットシステム)
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