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HOME3Dプリンティングものづくりエディターズ・ルーム@白金 > 「3Dソーセージ」を美しく撮る

ものづくりエディターズ・ルーム@白金

「3Dソーセージ」を美しく撮る

  • 中山 力
  • 2015/06/03 00:00
  • 1/2ページ

 日経ものづくり2015年6月号のものづくりQuizでは、バラの形をした「3Dソーセージ」を取り上げました(関連記事)。型を使って成形しているのですが、その造り方の詳細については本誌をお読みいただくとして、ここでは誌面を飾った1ページ目の写真について紹介たいと思います。

ソーセージをどう撮影するか

 ものづくりQuizは、1ページ目の「Q(設問)」と、2ページ目以降の「A(回答・解説)」で構成されたコラムです。2ページ目以降は通常の記事とは大きく変わらないことが多いのですが、1ページ目のデザインはかなり特殊。いかに読者の方々の知的好奇心を掻き立てるかが勝負となります。そこではタイトルの文字列(キーワード)も大切な要素ではあるものの、やはり、写真やイラストのインパクトが不可欠です。

 3Dソーセージのことを知ったのは2カ月ほど前でした。ネタとして面白そうだなと思い、試しに買ってみようかなと思ったのですが、販売されているのが東京都立川市のデパートのみ。そこで、多摩地区に住む木崎編集委員に、「気が向いたら、実物を見てきてください」と伝えたのでした。

 その後、6月号のものづくりQuizのネタを具体的に決めるのに際し、その号の担当だった木崎編集委員が3Dソーセージのことを思い出し、実際に3Dソーセージを購入して会社に持ってきました。実物を見ると、確かにインパクトがあります。ただ、誌面に載せた場合に違和感がないか、その点だけが心配です。担当デスクの私と編集長、デザイナーを合わせた4人で、1ページ目のデザインをどうするのかを検討することになりました。

 社内には物撮りのスタジオがあるので、そこで撮影します。お皿に載せるのがいいのか、背景の色は何にすればいいのか---。デザイナーが提案したのが、「赤色の、フェルトのような敷物の上に置いたらどうか」というものでした。私自身は赤色だと血なまぐさくなるような想像をしたのですが、「大丈夫です」とデザイナーは太鼓判を押します。背景に加えて、形状がよく分るように光の当て方も工夫した方が良いということになりました。

 実際の撮影にはデザイナーも立ち会って、いくつかあった背景の紙の中から最適なものを選んだり、光の当て方を微妙に指示してくれたりします。そして完成したのが、誌面で使った写真でした。私が当初想像していたイメージとは違い、かなり高級感のあるエレガントな雰囲気を醸し出しています。


撮影した写真。実際にはこれと、裏面を撮影した写真を合成して誌面を構成した。
[画像のクリックで拡大表示]

 その後、バラの花びら部分の形状を見るためにソーセージを切って、その断面形状を撮影しました。もちろん、その後はさらにソーセージを切り刻み、編集部のみんなで美味しくいただいております。

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