ウエアラブル機器に勝機があるとみて、さまざまな企業が、多彩な製品を投入している。ただ、決定打はなく携帯性や使い勝手の面で課題が残る。身に着ける(ウエアラブル)という機器性質上、どうしても大きさや重量に制限があり、容量の大きな2次電池を搭載出来ないからだ。本連載では、特に、ウエアラブル機器の消費電力に焦点を当て、注目製品を解析する。
話題のウエアラブル機器、測りました!
目次
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看板に偽りあり?省電力だが仕様ほどは電池がもたない可能性も
米Misfit社の「Shine 2」
頻繁に充電しなければならないスマートウォッチが多い中で、電池による長時間駆動を可能としたタイプ製品が注目を集めている。前回に引き続き、電池・長時間駆動タイプのスマートウォッチの代表例として、米Misfit社の「Shine 2」について紹介する。
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“アナログ”スマートウォッチはやっぱり低消費電流だった
Withings社「Active Pop」
“2~3日、場合によっては毎日充電しなければならない”という点で不満を集めているスマートウォッチ。そこで登場したのが、電池により長時間駆動を可能にしたタイプの製品だ。こうした電池・長時間駆動タイプのスマートウォッチについて、2回シリーズで紹介する。
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JINS MEMEを解剖、ジャイロ使用の有無で消費に差
センサーを駆使して、着用しているユーザーのココロやカラダを見る――。今回は、そんなコンセプトのメガネ型機器「JINS MEME」を解剖した(関連記事1、関連記事2)。
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省電力性能でApple Watchが圧倒
ウエアラブル機器の性能を測定するこのコラム。前回、米Apple社の「Apple Watch」の消費電力性能を解析したのに引き続き、対する「Android Wear」端末を調査した。Android Watchの代表として、台湾ASUSTeK Computer社(ASUS)の「ZenWatch」(図1、…
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Apple Watchの電力性能やいかに、新事実も発見
ウエアラブル機器の性能を測定するこのコラム。今回は、米Apple社の腕時計型端末「Apple Watch」(図1、図2)を、電力性能を中心に評価した。
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エプソン腕時計型、搭載センサーはとっても省エネ
第2回 セイコーエプソン「PULSENSE PS-500B」
消費電力に焦点を当て、注目のウエアラブル機器を解析する連載の第2回。今回は、セイコーエプソンの腕時計型の活動量計「PULSENSE PS-500B」を解析する。
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着るだけで心拍を計測、あの機器の実力は?
第1回 ゴールドウイン「C3fit IN-pulse(インパルス)」
ウエアラブル機器に勝機があるとみて、さまざまな企業が、多彩な製品を投入している。ただ、決定打はなく携帯性や使い勝手の面で課題が残る。身に着ける(ウエアラブル)という機器性質上、どうしても大きさや重量に制限があり、容量の大きな2次電池を搭載出来ないからだ。本連載では、特に、ウエアラブル機器の消費電力に…