クルマが開く未来
目次
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ダイハツの3Dプリンター技術、金属プリンターを上回る性能
ダイハツ工業は3Dプリンターで砂の型を造り、その型で試作部品を作る取り組みを進めている。今回、従来のアルミ部品だけでなく、エンジンなど鉄部品の試作も可能にした。開発者は、直接積層して成形する金属プリンターと比べても、今回の技術は優れているとみる。
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ダイハツの3Dプリンター技術、型材料の砂の成分との戦い
ダイハツ工業は3Dプリンターで砂の型を造り、その型で試作部品を作る取り組みを進めている。今回、従来のアルミ部品だけでなく、エンジンなど鉄部品の試作も可能にした。その要になったのが、砂である。天然の砂から人口の砂に変えるなどして実用化した。
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合流地点でも”かなり運転の上手なドライバー”、日産の自動運転を体感
日産自動車が2020年以降の実用化を目指す自動運転実験車の公道試験を開始した。「Infiniti Q50(日本名:スカイライン)」をベースとした実験車で、自動運転技術「ProPILOT(プロパイロット)」の新世代版を搭載する。
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ダイハツ、3Dプリンターで砂型を造り鉄部品の試作可能に
ダイハツ工業は、3Dプリンターで砂の型を造り、その型で試作部品を作る取り組みを進めている。今回、砂の種類を変えたことや砂を酸で覆うことなどにより、従来のアルミ部品に加えて、鉄部品の試作も可能にした。エンジン部品などに利用範囲を広げる。
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マツダ関連会社、食品配送に使うロボットを展示
先端材料・機械技術の展示会「エヌプラス2017」報告
先端素材と技術の展示会「エヌプラス」で見つけた先端素材の加工技術。前編はカーボンファイバーについて、最新の中間素材、開繊(かいせん)と、焼き固めたコンポジット材を切削加工して歯車へ仕上げるなどの加工技術を紹介した。中編では無電解ニッケルメッキの機能に迫った。今回は、併催されていたフードセーフティジャ…
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無電解メッキできれいな色に仕上げる
先端材料・機械技術の展示会「エヌプラス2017」報告
先端素材と技術の展示会「エヌプラス」で見つけた先端素材の加工技術。前編ではカーボンファイバーについて、最新の中間素材、開繊(かいせん)と、焼き固めたコンポジット材を切削加工して歯車へ仕上げるなどの加工技術を紹介した。今回は無電解ニッケルメッキの専門業者に訊いた驚きのメッキ技術を紹介する。
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カーボンファイバーの活用法さらに広がる
先端材料・機械技術の展示会「エヌプラス2017」報告
2017年9月末、3年ぶりに先端素材や加工技術の展示会「エヌプラス」(東京ビッグサイト)を訪れてみた。先端素材といえば、まず頭に浮かぶのはCFRP(炭素繊維強化樹脂)、カーボンファイバーである。実際にはカーボンはすでに半世紀以上の歴史があり、航空宇宙産業やレーシングカーでは当たり前の素材。しかし市販…
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カナダLeddarTech社、可動部なしのLIDARを出展
ITS世界会議2017報告(カナダ・ケベック州)
カナダLeddarTechは2017年10月末に開幕した「ITS世界会議2017(カナダ・ケベック州)」で、LIDAR(レーザーレーダー)の展開計画を明らかにした。現在は米国の電装系ティア1(Visteon社 やMagna International社)を中心に開発を進めているが、広く部品メーカーと…
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ヘッドマウントディスプレーのVRと連動するシート、低価格で小型に
ITS世界会議2017(カナダ・ケベック州)報告
ドライビングシミュレータを取り扱うフォーラムエイト(東京都品川区)は2017年10月末に開幕した「ITS世界会議2017(カナダ・ケベック州)」で、ヘッドマウントディスプレー(HMD)を装着したバーチャルリアリティ(VR)と連動して揺動する低価格小型モーションシート出展した。
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Ferrari社の70周年記念イベントが日本で開催
2017年10月12~13日に東京墨田区の両国国技館で、この3月から世界各国で始まった伊Ferrari社の70周年を祝う一連の記念イベントの日本版である「Driven by Emotion Japan」の一環として「フェラーリ・エキシビション Ferrari 70th anniversary Cel…
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なぜ、マツダのデザインはカッコいいのか?
「日本の美」を取り入れて進化する「VISION COUPE」デビュー!
造形の美しさを追求し、ブランド価値を高めつつあるマツダが、「東京モーターショー2017」に合わせて新たなビジョンモデルを発表。伸びやかなボディラインが印象的な「VISION COUPE」は、マツダデザインが強く意識する「日本の美」を感じさせる。
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「Lamborghini Day 2017」日本市場導入50周年を記念して開催
10月20日、東京都内の東京プリンスホテルにて、伊Automobili Lamborghini(以下、Lamborghini)社 の日本への同社モデル輸入開始50周年を記念した「Lamborghini Day 2017」が開催された。当日は同社のエグゼクティブが来日するとともに、新旧のLambor…
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SKYACTIV-X試乗、シームレスな制御の切り替えなどすでに十分な実用性
マツダは2019年に次世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X」を実用化する。HCCI(予混合圧縮着火)の実用温度域を広げたSPCCI(点火制御式圧縮着火)を採用した新エンジンは、どんなフィールなのか。そしてマツダの次世代シャーシとも言えるビークルアーキテクチャーはどんな乗り味なのか、試乗した印象…
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マツダ次世代「SKYACTIV」シャーシー試乗、ボディ構造から見直し
いよいよ国内での初お披露目となった「SKYACTIV-X」を搭載した開発車両に試乗する機会を得た。前編では、より詳細が明らかになったSKYACTIV-Xについて解説した。今回は次世代ビークルアーキテクチャーと呼ぶクルマ全体の最適化技術について述べる。
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マツダ「SKYACTIV-X」試乗、ついに明かされたSPCCIのメカニズム
マツダ「SKYACTIV-X」に、ついに試乗した。その舞台は、山口県にあるマツダの美祢試験場。かつては国際格式のレースまで行なわれていたサーキットをマツダが買い取って試験場へと作り替えた施設である。まずはSKYACTIV-Xとは、どんなエンジンなのか。開発者取材を通して見えてきた、燃焼を制御する仕組…
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Adient社、日産「セレナ」のシートフレームに1.2GPa級の高張力鋼板
世界的な自動車シートメーカーである米Adient社の日本法人であるアディエント合同会社は2017年8月末、横浜市金沢区の同社ジャパンテクニカルセンターにおいて、メディア向けの技術説明会を開催した。
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「バイオ燃料を活用できるようにする」
ひろ自連「自動車用次世代液体燃料シンポジウム2017」から(後編)
広島地域の自動車メーカー、環境関連の政府関係法人、大学などで構成する「ひろしま自動車産学官連携推進会議」(通称:ひろ自連)のシンポジウム「自動車用次世代液体燃料シンポジウム2017」(2017年6月、広島大学で開催)の報告の後編。今回は、バイオ燃料に関する講演について紹介する。
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「2050年もエンジン」、第3世代バイオ燃料が解決策
ひろ自連「自動車用次世代液体燃料シンポジウム2017」から(前編)
広島地域の自動車メーカー、環境関連の政府関係法人、大学などで構成する「ひろしま自動車産学官連携推進会議」(通称:ひろ自連)のシンポジウム「自動車用次世代液体燃料シンポジウム2017」が2017年6月、広島大学で開催された。開会の挨拶には、ひろ自連 顧問でマツダ 代表取締役会長の金井誠太氏が登壇した。
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2大学3研究室とマツダが連携、微細藻類を高性能化
ゲノム編集研究の第一人者が協力
マツダが2017年4月に発表した広島大学、東京工業大学との共同研究に関する自動車ジャーナリストの高根英幸氏のレポートをお届けする。共同研究の内容はカーボンニュートラルな微細藻類「ナンノクロロプシス」由来のバイオ燃料を開発しようというもの。マツダと大学の役割分担や今後の見通しを聞いた。
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マツダと広島大、第三世代バイオ燃料量産化で共同研究
微細藻類「ナンノクロロプシス」をゲノム編集して培養
マツダが2017年4月に発表した広島大学、東京工業大学との共同研究について、広大に話を聞いた。共同研究の狙いは石油由来ではないカーボンニュートラルな微細藻類由来のバイオ燃料の開発である。