この4月に日経テクノロジーオンラインの記者になりました、野々村洸(ののむら・こう)です。大学では応用物理の専攻で、加速器を用いた放射線の研究を行っていました。

 右も左も分からない。そんな私がある日出社すると、机にぽつんと何かが置いてありました。まだ配属されて1週間も経っていませんので恐る恐る近づくと、そこにあったのは「ミニ四駆」の箱。明らかに場違いな玩具に戸惑いました。どうして私の机に? というよりも、なぜ日経BP社に? 手に取ってみると、懐かしい感じがします。子どもの頃にミニ四駆は流行っていましたが、実際に遊んだことはありませんでした。

机にぽつんと置かれたミニ四駆
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私「何ですか、これ」
S記者「明日、試合があるんだ。日経テクノロジーオンラインで出場するから、組み立ててくれ」
私「マジですか」
S記者「組み立てくらい簡単だろ」

 S記者によると、ミニ四駆のメーカーであるタミヤが自ら、メディア関係者を集めて対抗レースを行うとのこと。私たちもそれに参戦するというのです。