福生 マカオでスープカレーを展開するプロジェクトが動き出しています。実は、GARAKUのカレーが大好きなマカオ出身の26歳の男性が北海道にいまして。たまたまちょっとした縁で紹介してもらいました。

 ウチの会社では「GARAKU心得」を掲げていて、その中の一つに「世界中の人にスープカレーの魅力を伝える!」というのがあります。スープカレーを通じて、楽しさや魅力を伝えていきたい。海外でも、和風だしの旨味というポイントを強みにしてやってみたいと思っています。

三反田 これから会社をどうしていきたいですか。

光酒造のラベル張りの様子。酒造りは、丁寧な手作業が支える(写真:光酒造)
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光安 ウチは、無理して大きくしようとは思っていません。もっともっと内部的なところを高めて、こだわっていきたい。

 昔からある味の原点のようなものを忘れないようにするには、いろいろな部分にこだわって「なぜなのか」ということを説明できなければなりません。そこにつくる楽しみがあると思います。昔から人を驚かせるのが好きなんで、楽しく新しいことをやっていきたいですね。

福生 僕も、無理して店舗を増やすようなことにはこだわっていません。スタッフも含めて成長していって、内容が伴ってこその結果だと思うので。自分が面白いと思ったことをやっていきたいですしね。もちろん、月間の売り上げ目標のようなものはあります。でも、内容が伴えば自ずとついてくると思うし、あまり強要はしていません。

リアル せっかく、今日顔を合わせたわけですから、カレーとお酒で何かコラボレーションできたりしませんかね。

光安 カレー梅酒とか(笑)。

福生 以前、甘酒とのコラボで「甘酒カレー」を作ったことがありますよ。

三反田 甘酒カレーですか。

福生 結構クセがありましたけれど、麹が入ったカレーです。カレーと一緒に楽しむ甘酒ラッシーとかもやりました。

光安 なるほどね。カレーに合う酒ですか。うーん。考えてみます。ちょっと時間をください。

福生 乳製品はカレーの辛さをまろやかにすると言われてますけど、どうなんでしょうね、お酒は。

光安 できるかどうか分からないですけど、僕はカレーが大好きで、酒を飲みながらカレーを食べるんですよ…。

福生 いいですね。ぜひぜひ(笑)。

(写真:加藤 康)
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