後工程専業ファウンドリー(OSAT)最大手の台湾Advanced Semiconductor Engineering(ASE)社の2015年1月の連結売上高は233.55億台湾ドル(YOY+26%、MOM-6%)となった。コア事業であるATM(assembly test and material)事業の同月売上高は128.38億台湾ドル(YOY+15%、MOM-9%)である。

 同社の2014年第4四半期の連結業績は、売上高が738.84億台湾ドル(YOY+16%、QOQ+4%)、売上総利益が137.54億台湾ドル(YOY+32%、QOQ+14%)、営業利益が66.63億台湾ドル(YOY+45%、QOQ+21%)。ATM事業の売上高は438.84億台湾ドル(YOY+16%、QOQ+4%)、売上総利益137.54億台湾ドル(YOY+32% 、QOQ+14%)、営業利益89.50億台湾ドル(YOY+45%、QOQ+21%)となり、売上高はガイダンス(QOQ+2~4%)に一致した。

 ATM事業の2015年第1四半期については、生産能力はQOQ横ばい、稼働率はQOQ-15~-10%の低下、ASPは安定を見込む。これらを前提とした売上高はQOQ-15~-10%となる見通し。EMS事業を含む連結ベースでは、第1四半期は季節性の影響で前年同期並みとなるが、第2~4四半期はQOQ増収が続く見通しという。