北海道の十勝地方では、環境に配慮した循環型農業の確立を目指し、現在11カ所でバイオガスプラントが稼働している。そのうちの一つ、鹿追町にある環境保全センターを訪れた。

 同センターは、2007年にバイオガスプラントを稼働。その他、堆肥化プラント、コンポスト化プラントがあり、家畜の糞尿だけでなく、生ごみや排水汚泥を処理している(図1)。

図1 鹿追町環境保全センターは循環型農業を目指す(出典:鹿追町)
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