富士重工業の「レガシィ」が、「レオーネ」の後継として登場したのは1989年のことだった。それから25年を経て、6世代目へフルモデルチェンジをした。個人的には、2世代目レガシィに14年も乗っていたので、思い入れのある車種でもある。新型では最新の運転支援システム「アイサイト(ver.3)」も搭載している。

 モデルが新しくなるごとに肥大化するようになったレガシィは、新型でも全長、全幅ともに大きくなった。すでに前型で、国内での利用者にとってかけ離れた存在になりつつあったが、新型に対面すると、もはや自分が買うレガシィではなくなったとの思いが正直なところであった。

レガシィ4ドアセダンのB4
試乗したのは上級グレードのリミテッド
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