2014年11月7日、岡山県瀬戸内市の錦海塩田跡地を活用した「瀬戸内メガソーラープロジェクト」の起工式が開催された(図1)。同プロジェクトは、瀬戸内市が所有する約500ha(ヘクタール)の塩田跡地のうち約260haに、出力約230MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)を建設するもの(図2)。着工済みのメガソーラーとしては国内最大規模となる。

図1 「瀬戸内メガソーラープロジェクト」の起工式の様子(出典:日経BP)
図2 同プロジェクトの完成予想図(出典:日本GE)
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 「瀬戸内メガソーラーはまさに歴史的大事業。これまで数々のプロジェクトファイナンスを手掛けてきたが、まったく別格だった」――。起工式の後に開催された祝賀会で、三菱東京UFJ銀行・執行役員の小林真ストラクチャードファイナンス部長は祝辞を述べた。