M2Mと結び付けた最終課題を模索中です

 筑波大学情報学群情報科学類3年の石田隼己です。沼津工業高等専門学校(沼津高専)から3年次編入で入学しました。

 まずは、簡単な自己紹介を。出身は静岡県の西伊豆町です。とても自然が豊かで大好きな故郷です。「これを見た方、ぜひ訪れてください!」というぐらいいい所です。自然と遊びつつも、コンピューターに興味を持った自分は沼津高専の制御情報工学科に入学し、情報を主軸に制御、機械、電気などの幅広い知識を身に付け、情報分野の専門知識を深めるために筑波大学に編入しました。

 筑波大学に入り、3年次の実験の説明を受けて、このCOJT以外にも興味深い実験テーマがありましたが、自分は

・充実の講師、設備
・高専で習わなかったFPGAプログラミング技術の習得
・就職に生かせるのではという思い

という3つの点でCOJTの受講を決めました。実際にこれまで課題を進めてきた中で、日常的に使うC言語などのようなプログラム言語との大きな違いに戸惑いつつも、着実に技術を身に付けられていると感じています。

 今は、出された課題をこなしているだけですが、最終的には自由課題として自分の作りたいものを作って発表することになっています。ネタに関しては現在模索中ですが、高専の卒業研究で農作業を支援するM2Mシステムを構築したので、それと結び付けたいという思いがあります。

 ひとまず目の前の課題を乗り越えつつ、日常生活でのネタ探しもしつつという感じで進捗を記事にしていきたいと思います。どうぞ、応援よろしくお願いします。

高専の卒業研究で制作した農作業支援M2Mシステム
沼津高専では「農作業最適化に向けたオープンなM2Mセンサネットワークの開発―システム概念と基本伝送特性―」というテーマで研究していた。具体的には、親機、中継器、子機となる端末をビニールハウス内に設置し、子機から収集したデータを直接、もしくはマルチホップ通信によって親機に送信し、親機はそのセンシングデータ(気温、湿度など)を3G回線を通じてクラウドサーバに送信するというもの。 自身の研究では、システムを構成する端末の開発、およびその基本伝送特性(通信距離や通信速度等)の測定を行った。写真は、親機に相当する端末。
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