連載趣旨
スマートフォンなどの携帯端末を利用して行う医療行為や診療サポート行為、いわゆる「モバイルヘルス」。先行する海外では、既に研究から臨床応用のステージに入っている。モバイルヘルスで変わりゆく医療の姿について、医師である佐竹氏の視点でお伝えする。
佐竹晃太(さたけ・こうた)
内科医、キュア・アップ代表取締役
佐竹晃太(さたけ・こうた) 内科医、株式会社キュア・アップ代表取締役。MD/MBA/MPHホルダー。 2007年に慶應義塾大学医学部を卒業後、日本赤十字社医療センターなどで呼吸器内科医として勤務。2012年に上海にある中欧国際工商学院(CEIBS)へMBA留学した後、米国ジョンズ・ホプキンス大学の公衆衛生学修士(MPH)プログラムにて医療インフォマティクスを専攻。ビジネスからアカデミック分野における海外モバイルヘルス事情に精通している。2014年に株式会社キュア・アップ(CureApp Inc.)代表取締役に就任、現在モバイルヘルス事業に携わる。