また6月初旬には日本経済新聞が、Appleの腕時計型ウエアラブル端末には、曲面有機エレクトロルミネッセンス(EL)のタッチパネルを採用し、カロリー消費量や睡眠記録、血中酸素濃度、血糖値といったデータを集める機能が備わると報じた。

 Appleの腕時計型端末についてはこれまで何度も報道があったが、こうしてより詳しい情報が次第に明らかになり、製品の存在がより現実的なものになってきたといわれている。

 同社がタブレット端末「iPad」の初代モデルを発売したのは2010年の4月。もしこれらの報道が正しければ、同社から4年半ぶりに新カテゴリーの製品が登場することになる。

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 スマートウォッチとも呼ばれる腕時計型ウエアラブル端末は、既にソニーモバイルコミュニケーションや韓国Samsung Electronics、米Pebble Technologyなどが手がけている。このうちソニーは5月にリストバンド型の活動量計「SmartBand SWR10」を発売。Samsungは、今年スマートウォッチの第2世代モデルである「Samsung Gear 2」「同Gear 2 Neo」と、健康管理に特化したリストバンド型端末「同Gear Fit」を発売している。