日経テクノロジーオンラインの技術経営とその関連サイト「アジア」「Japan Technology Next」「COLLEGE」に投稿された全ての記事(2014年6月7日~6月29日)のアクセス数ランキングは、「総論:本田選手のあの無回転フリーキックの裏にも特許があった」がトップとなった。同記事を含む連載「シューズ特許から見るW杯の熱い戦い」の記事は、6月12日(現地時間)に開幕したサッカー「FIFAワールドカップ ブラジル大会」への関心の高まりもあり、すべて20位までにランクインした。

 6月12日(現地時間)に開幕したサッカーの「FIFAワールドカップ ブラジル大会」。残念ながら日本代表チームはグループリーグで敗退となったが、グループリーグを勝ち抜いた有力チームが激突する決勝トーナメントは7月中旬まで続く。深夜や早朝の試合観戦のために、眠い目をこすりながら毎日を過ごしている方も多いのではないだろうか。

 このワールドカップの影の主役ともいうべきサッカーシューズの技術競争を、公開されている特許公報から分析した連載が「シューズ特許から見るW杯の熱い戦い」である。2014年6月7日~6月29日の「技術経営」アクセス数ランキングには、同連載の記事4本がすべて20位までにランクインした。中でも、日本代表の本田圭佑選手が得意とする「無回転フリーキック」を生み出すシューズの秘密に迫った「総論:本田選手のあの無回転フリーキックの裏にも特許があった」はトップとなった。

 続く2位は、新事業や異業種連携を推進するコミュニティー「リアル開発会議 2014 Spring」の「社内の開発会議がつまらない本当の理由」。リアル開発会議の「ファシリテーター(促進者)」である、かなりあ社中の臼井清氏が、社内の開発会議や企画会議が担当者を“消耗”させていく実情を赤裸々に語りつつ、ファシリテーター就任のいきさつや、本来あるべき生産的な開発会議を実現するための心得を率直な語り口で解説する。

 5位には台湾Foxconn(鴻海)のCEO、Terry Gou(郭台銘)氏が企業経営や電子産業に対する信念や哲学を語る新連載「The Foxconn Way 郭台銘CEOが語る」の第1回である「企業経営とは結局、何なのか」がランクインした。

 EMS(電子機器受託製造サービス)世界最大手であるFoxconnを率いる郭氏は、優秀な経営者を「専門技能、経営能力、財務活動という3要素の重要性を理解し、会得しようと行動し続けている人物」と定義した上で、経営者が「自らの会社を通して、どうしてもやりたいこと」の信念(ビジョン)を持つ重要性を説いていく。