最強のタッグ、再び

 このプロジェクションマッピングとハコビジョンの関係性を理解する上で重要なイベントが2014年3月、東京・青海のダイバーシティ東京プラザで開催されました。ダイバーシティに設置されている実物大ガンダム立像に3D映像を映し出す「TOKYOガンダムプロジェクト2014 ガンダムプロジェクションマッピング “Industrial Revolution”-to the future-」です。

 このプロジェクションマッピングも、東京駅舎のショーと同じくネイキッド(本社東京)最高経営責任者の村松亮太郎さんが演出。同日には、バンダイからハコビジョンの第2弾「MOBILE SUIT GUNDAM」の発売も発表されました。こちらを担当したのも、村松さんの作品を基にハコビジョンを考案したバンダイの三原飛雄馬さん。つまり、TOKYO HIKARI VISIONで大ヒットを生んだ2人が、ガンダムという日本を代表するキャラクターと共に再びタッグを組んだわけです。これはもう、見に行かないわけにはいきません。

ネイキッドCEOの村松さん
ネイキッドCEOの村松さん
芸能事務所に所属して俳優をしていたこともある村松さん。現在はNHK大河ドラマなどのタイトルバックを手掛けるなど大活躍のディレクターです。

バンダイの三原飛雄馬さん
バンダイの三原飛雄馬さん
三原さんは別の会社からバンダイに転職してそれほど時間がたっていない頃にハコビジョンを考案したそうです。