米国の電力関連ベンチャー企業Viridityの業績が好調だ。2013年の売上高は対前年比で約10倍に拡大した。米国の電力市場は、自由な競争環境が整っていて、アイデア一つでビジネスを拡大することができる。

 Viridityにとって、最も売上高が大きいのは、エネルギー市場での電力取引、中でもデマンドレスポンス(DR:負荷制御)は大きな収益を生み出している(図1)。

図1 Viridityのコントロールセンターでは、常にユーザーの電力状況を把握しデマンドレスポンスに対応
撮影:日経BPクリーンテック研究所
[画像のクリックで拡大表示]