「格安スマホ」に関する記事が良く読まれた1カ月だった。中国のスマートフォン市場で存在感を増す中国メーカーに注目した記事が、2014年4月15~5月14日のランキングでトップとなっている。大幅に安い料金でモバイル通信サービスの利用を可能とする「格安SIM」の選択肢が増えたこともあって「格安スマホ」への関心がいっそう高まっているからかもしれない。
記事は、いわゆる「山寨機(シャンジャイジ)」ではなく正規のスマホを中国メーカーが製造している状況を伝えている。同じシリーズの4位の記事は、1000元前後で販売されているスマホを分解し、完成度を検証している。11位の記事では、部品メーカーに大きなビジネスチャンスもあると指摘している。
2位には、中国のディスプレーの展示会から、量子ドットなどの新技術の可能性を紹介している。量子ドットを採用した液晶パネルを、平面有機ELテレビ、65型曲面液晶テレビ、4K液晶テレビと比較した展示もあったと報告している。
3位は、LED照明に関する記事。LED照明関連の展示会「LED Next stage」での展示内容を紹介している。LED照明の制御技術が進化しているとする。有機EL照明では、一般的な電球ソケットの「E26」金具に取り付けられる器具など、新提案があったという。