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エディターズ・ノート

理系学生だった私が記者を目指した理由

  • 佐藤 雅哉=日経ものづくり
  • 2014/04/24 06:00
  • 1/1ページ

 初めまして!2014年4月21日付で日経ものづくり編集部に配属された佐藤と申します。ついこの3月まで大阪府立大学で花の学生生活を送っていました。大学院では応用化学を専攻していて、フラスコを振ったり、難解なデータと格闘する日々を送っていました。

 今回は自分の過去を振り返って、「なぜ私がメーカーなどでの研究開発の道を進まず出版業界に就職したのか?」「新入社員から見た日経BP社はどんな会社なのか?」の2点について自由に書かせていただこうと思います。

 まず私の経歴ですが、もともと親族に医療従事者が多かったので、研究テーマも自然と医療に関連するものを選び、大学院では医療診断や創薬支援を志向したバイオセンサーの開発に携わりました。「医療」や「バイオ」といったら聞こえがよく、カッコいい印象を持たれるかも知れませんが、いざ研究が始まると理想と現実のギャップに苦悩する日々が続きました。

 ホンダの広告看板に「技術開発は失敗が99%」という言葉がありますが、実際に実験を100回やって99回失敗すると大体の人間は程度の差はあれ、狂います。私もその1人で成果の出ない研究に精神を消耗していきました。おまけに研究室という閉鎖空間では朝から晩まで人と会う機会がほとんどありません。もともと研究室の人数自体も多くないので、徐々にコミュニケーション能力が低下し、皆、オカシクなっていきました。

 そんな中で私の唯一の心の安らぎがジャーナリストの方々が発行する雑誌を購読することでした。大学の古臭さや閉鎖的な環境とは打って変わって、そこには世の中のダイナミズムが鮮明に鮮やかに描かれていました。「オープンな世界で多くの人々と交流したい!」「自分の知らないことを知れる!」。徐々に私のやりたいことは、研究からジャーナリズムに変わっていきました。そんな中、理系出身の科学記者で、日経BP社特命編集委員の宮田満氏と出会い、それがBP社に入る直接のきっかけになりました。自分が研究している分野なら自分にしかできない仕事、つまり「その分野の有益な情報を発信する」ことができる。「イノベーションを起こす原動力になろう!」。その想いが現在につながっています。

 会社に入って感じたBP社の印象を1つ挙げるとすれば、それは「皆が危機感を持って仕事をしていること」だと思います。まだ研修が終わったばかりの新人が大それたことは言えません。しかし、デジタル等で業界の先端を行くこの会社で、これだけ社員が危機感を持っているということは逆に安心でした。一方、私が配属された「日経ものづくり」編集部は、お世辞ではなく本当に良い方ばかりで日々感謝しています。なかなかニュース記事が書けず先輩方には迷惑ばかりかけていますが、皆さん面倒くさがらず親切に指導してくださいます。今は一日も早く仕事を覚えて一人前の記者になることを目標に励んでいます。皆さん、どうぞこれからもよろしくお願いします。

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