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【技術経営】電子立国の凋落や焼きギョーザのイノベーションに高い関心

神近 博三=日経テクノロジーオンライン
2014/04/22 00:00
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 日経テクノロジーオンラインの技術経営とその関連サイト「アジア」「Japan Technology Next」「COLLEGE」に投稿された全ての記事(2014年3月14日~4月20日)のアクセス数ランキングは、人気連載「電子立国は、なぜ凋落したか」が1位から4位までを独占した。

 1980年代に世界を席巻した日本の電子産業は、1990年代初期のバブル崩壊を経て長い低迷期に突入。2012年から2013年にかけて数多くの著名企業が巨額の赤字を計上し、大規模なリストラを実施するまでに追い込まれている(関連記事)。

 「技術経営」のアクセス数ランキング1位から4位までを独占した西村吉雄氏の人気連載「電子立国は、なぜ凋落したか」は、日本の電子産業が現在の状況へ落ち込むまでの経緯を、国際政治から産業構造の変化までを踏まえて、多面的に分析した力作だ。

 第1位となった「Appleにも鴻海にもなれなかった日本メーカー」は、半導体や電子機器・システムで設計と製造の水平分業が普及した背景分析と、それを拒み垂直統合に固執して没落した日本企業を取り上げる。

 西村氏によると、欧米企業で水平分業が普及した背景には、資金調達を株式市場からの直接金融に頼っているため高収益化(=資産圧縮)の要請が強かったこと、インターネットの普及で外部取引のコストが低減したことなどがある。特に半導体分野では、製造技術の進歩で設計と製造の分業が可能になったことも大きな理由となっている。

 だが、銀行からの借入金に頼る日本企業では高収益への圧力が少ないため資産圧縮の動きは鈍かった。結果として、低収益部門を社内に抱えたまま垂直統合を維持することになってしまった。

 「電子立国は、なぜ凋落したか」以外では、「とがったアイデアは、なぜ丸くなる?」が5位にランクインした。同記事は「華があり、その取り組みや生き方に美しさを感じさせる技術者」を紹介する連載「華麗なる技術者」の1本で、日本たばこ産業(JT)の研究者として「嫌なにおいを抑えたたばこ」の基礎技術を開発した東信和氏が登場する。東氏は現在、大企業におけるイノベーション創出の枠組みを、実際のチームを率いながら体現することに挑戦している。

 続く6位にランクインした「焼きギョーザの「新規性」と「進歩性」」は、「ハイテク」の視点から美味しい焼きギョーザの特別な「味」を考察したもの。ギョーザと言えば水餃子が普通である中国出身の著者・徐航明氏が、日本で生まれた焼きギョーザの「イノベーション」を分析する。

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