クルマ 自動車の最新技術を追う
 

徒歩調査だけでなく、計測車両を駆使して地図の鮮度を保つ

地道な地図作りが信頼の証、ゼンリン訪問記(第2回)

狩集 浩志=日経テクノロジーオンライン
2014/03/25 06:00
印刷用ページ

日本で民間最大の地図会社であるゼンリン――。いち早くデジタル化の波に乗って地図事業を拡大させてきた(前回参照)。全国市区町村の約99%を網羅する地図データベースは、その鮮度を保つために都市部は毎年、その他の地区でも2~5年に1度、定期的な現地調査を実施している。その地図デーデータベースを編集・管理する心臓部ともいえるのが「ゼンリンテクノセンター」である。最新の地図制作現場に迫る。

 全国の情報を収集し、地図データベースを編集・管理しているのが、福岡市北九州市小倉駅近くのゼンリン本社からクルマで数分のところにある「ゼンリンテクノセンター」である。ここに全国約70カ所、約1000人の調査員が調査した情報が集まる。

ゼンリンテクノセンターの入口
[画像のクリックで拡大表示]

 人手による調査では、紙の地図上に更新情報が記入されており、その紙の原稿を1枚ずつ、担当者が専用の入力装置「ハンドデジタイザ」を用いてデータベースを修正したり、情報を追加したりしている。

 例えば、調査によって建物の形状が変わっている場合は、ハンドデジタイザを用いて外形を描いた原稿をなぞることで入力することが可能だ。ハンドデジタイザで建物の階数や出入り口の情報など約250の入力コマンドを実行できるという。

ハンドデジタイザで入力可能
[画像のクリックで拡大表示]

ここから先は日経テクノロジーオンライン会員の方のみ、お読みいただけます。
・会員登録済みの方は、左下の「ログイン」ボタンをクリックしてログイン完了後にご参照ください。
・会員登録がお済みでない方は、右下の会員登録ボタンをクリックして、会員登録を完了させてからご参照ください。会員登録は無料です。

【日経Automotiveセミナー】
 escar Asia 2015
  ~クルマのハッキング対策、世界の最前線~


今後、クルマにハッキング対策は必須だ。リコールに至るなど実害が出始めた。いま、日米欧でECU(電子制御ユニット)のセキュリティーを高めるためのプロジェクトが動いている。escar Asia 2015は、世界の第一線級のセキュリティー技術者が集って最新の情報を披露し、議論する。総務省、JASPAR、欧州メーカーなどが一堂に集まり、今後の展望を語る。詳細はこちら
車載ネットワークの最新動向を解説する「激変!車載ネットワーク」も同時開催。詳細はこちら

日時:2015年9月7日(月)~8日(火) 10:00~17:05
会場:目黒雅叙園(東京・目黒)
主催:日経Automotive
日経BP主催のお薦めセミナー
スキルアップしたい方は必見!

マイページ

マイページのご利用には日経テクノロジーオンラインの会員登録が必要です。

マイページでは記事のクリッピング(ブックマーク)、登録したキーワードを含む新着記事の表示(Myキーワード)、登録した連載の新着記事表示(連載ウォッチ)が利用できます。

協力メディア&
関連サイト

  • 日経エレクトロニクス
  • 日経ものづくり
  • 日経Automotive
  • 日経デジタルヘルス
  • メガソーラービジネス
  • 明日をつむぐテクノロジー
  • 新・公民連携最前線
  • 技術者塾

Follow Us

  • Facebook
  • Twitter
  • RSS

お薦めトピック

日経テクノロジーオンラインSpecial

記事ランキング