2014年2月20日~3月19日の1カ月間において、日経テクノロジーオンラインのテーマサイト「ソフトウエア」でよく読まれた記事は、右表のようになりました。今回のランキングの特徴は、2月に開催された展示会やセミナーの速報記事が数多くランクインしていることです。
2月19日には、デジタルヘルスAcademyが東京・御茶ノ水で開催されました。サブタイトルの「ソフトウエアの医療機器化によるスマホ対応センサやアプリの行方とは」にあるように、ソフトウエアと密接なセミナーでした。第2位、第5位、第9位、第10位が>デジタルヘルスAcademyからの速報記事です。
また、第6位にランクインした「ソフトウエアの医療機器化」は、デジタルヘルスAcademyを開催した主旨を明確に説明しています。この記事によると、医療機器と組み合わせて使うソフトウエアだけではなく、スマートフォン向けの医療用アプリや生体センサー、ネットワーク化されたメディカルデバイスなど、最近になって開発が活発になっている「スマートヘルスケア」の分野も、2014年末に施行予定の改正薬事法で関わってくるそうです。そこでデジタルヘルスAcademyでは、「薬事法改正で“スマートヘルスケア”はどうなる?」という主タイトルを付けて、セミナーを開催したわけです。
このほか、2月24~27日には、スペイン・バルセロナで「Mobile World Congress 2014(MWC)」も開催されました。モバイル関連の国際展示会です。第1位のほか、第3位と第4位の記事がMWCの速報記事です。Windows Phone、Tizen、Androidといったモバイル機器向けOSの名前が、タイトルに登場しています。
MWCとほぼ同時期(2月25~27日)にドイツのニュルンベルクで開催された「Embedded World 2014」の速報も、第8位にランクインしました。