2014年、半導体業界の動きを常に追っているアナリストやコンサルタントは、どのような点に着目して情報を収集・分析しようとしているのか。専門領域や立場の異なる識者が半導体の今と将来を論じ合う日経BP半導体リサーチの新コラム「SCR大喜利」の中で、5人の識者が意見を出し合った(表1)。

 今回のSCR大喜利では、「2014年の半導体/エレクトロニクス業界を占う【業界動向編】」をテーマとして、以下の三つの質問を5人のトップアナリスト、コンサルタントに投げかけて意見を募った。
【質問1】2014年、注目している動き・出来事は?
【質問2】2014年、市場に大きな影響を及ぼす機器やサービスは?
【質問3】2014年、その動きに注目している企業はどこ?

 回答者は、以下の通り。

和田木哲哉氏
野村證券 グローバル・リサーチ本部 エクイティ・リサーチ部 エレクトロニクス・チーム マネージング・ディレクター
石野雅彦氏
アドバンスト・リサーチ・ジャパン マネージング・ディレクター シニア・アナリスト
佐藤文昭氏
産業創成アドバイザリー 代表取締役
南川 明氏
IHSグローバル Technology Electronics & Media 日本オフィス代表 主席アナリスト/ジャパンリサーチ
服部 毅氏
服部コンサルティング インターナショナル 代表
表1●「2014年の半導体/エレクトロニクス業界を占う【業界動向編】」をテーマにしたSCR大喜利での回答
5人の識者に投げかけた三つの質問に対する回答をまとめた。
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