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2014/02/14 05:00
大下 淳一=日経デジタルヘルス
発表会には、エプソン販売所属のプロゴルファー横峯さくら氏(右)とツアープロコーチの堀尾研仁氏(左)が同席
発表会には、エプソン販売所属のプロゴルファー横峯さくら氏(右)とツアープロコーチの堀尾研仁氏(左)が同席
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 「我々の強みは高性能のセンサー技術にある。この強みをゴルフだけでなく、他のスポーツにも展開していきたい」──。ソチ五輪開幕を控えた2014年2月6日にセイコーエプソンが東京都内で開催した新商品発表会で、同社 センシングシステム事業部長の森山佳行氏はこう力強く語りました。

 今回、エプソンが発表した新商品はゴルフのスイングを解析するセンサー端末「M-Tracer For Golf MT500G」(関連記事1)です。ゴルフクラブに取り付けて使うことで、スイングの軌跡やヘッドの速度、シャフトの回転、インパクト時のフェース角などを詳細に解析し、その結果をスマートフォンやタブレット端末に表示して「自分のスイングのどこに問題があるかを分からせてくれる」(森山氏)優れものです。

 同端末の優れた解析能力を担っているのが、エプソンがスポーツ分野向けに開発したセンサー「M-Tracer」です(関連記事2)。“プロの高速スイングも計測できる”ジャイロセンサー(3000度/s)に加え、“アドレスからインパクトまでを正確に計測する”加速度センサ(16Gまでと200Gまでの2個)を搭載。加えて“微妙なスイングの違いも分かる”サンプリング速度(2000回/s)を実現しています。さらに、スイングやインパクト、ヘッド・スピードなどを解析する独自アルゴリズムを実装したとのこと。

 これらにより、例えばヘッド・スピードの測定誤差を競合他社品(10%)に比べて小さい2%に抑えたとしています。同社はこうしたM-Tracerの性能を「業務用カメラ・システムによるスイング解析結果と比較し、同システムと同等の解析精度が得られることを実証済み」(森山氏)です。

 同社は今後、「“プリンターだけではないエプソン”を訴求していく」(エプソン販売 取締役 販売推進本部長の中野修義氏)とし、そこに向けた新規分野の一つにウエアラブル機器を掲げています。同社はウエアラブル機器に関し、2011年に脈拍計を市場投入したのを皮切りに、2012年と2013年にGPS機能付き時計、2011年と2014年にスマートグラスをそれぞれ製品化しました。

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