岩手大学 大学院工学研究科 電気電子・情報システム工学専攻 准教授の本間尚樹氏の研究グループは、複数の送信アンテナと複数の受信アンテナを使う「MIMO」(multiple inputmultiple output)を応用することで生体センシングを高感度化する技術を開発した。「以前MIMOの研究を手掛けていたときに、人や物のわずかな動きで伝送特性が大きく変動する現象に悩まされた。その現象をセンシングに使えると考えて研究に着手した」(本間氏)。
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