アクセス記事ランキング(12/16~1/15)
設計・生産とIT
1 夢に向き合ってみんなが精一杯つくった「ななつ星」
2 第31回:3D活用で超短納期の金型づくりに挑む~ツバメックスの事例
3 自社技術だけを見てもダメだ 異分野のヒット商品に学べ
4 Industry 4.0
5 冬季に増える電源コードの事故、NITEが注意喚起
6 一括企画だからこそ「マツダブランド」を打ち出せる
7 新製品開発の現場、この1年――技術者が企画も開発もする時代へ
8 幾何公差の基本を理解する 
9 第1回:製造業と取り巻く課題とDITAの意義
10 国内製造業、守りから攻めへ
11 第8回:組織や人の足並みを揃えるためのタスクの置き方
12 経産省、世界最高水準の金属粉末造形用3Dプリンタ開発を実施へ
13 トヨタの2次電池新工場の報道---同社広報部が「検討段階」
14 fabcross、現役エンジニア500人に3Dプリンタに関する意識調査を実施
15 3Dプリント市場は今後10年で4倍以上になる---Roland Bergerが予測
16 最終回:対策の妥当性を確認する人材の育成
17 富山市、新設する植物栽培工場にフィリップスの植物育成用LEDを採用
18 産総研と名城ナノカーボン、単層カーボン・ナノチューブの量産技術を開発
19 工場とICT、この1年――M2Mやビッグデータでものづくりが変わる
20 1Dシミュレーション、この1年――業務での位置付けの確立に向けて、他ツールとの連携も強化

 日経テクノロジーオンライン(Tech-On!)のテーマサイト「設計・生産とIT」で、この1カ月間(12月16日~1月15日)によく読まれた記事の上位20本は、右表のようになりました。1位は、1月14日に公開した「夢に向き合ってみんなが精一杯つくった「ななつ星」」でした。

 この記事は、実は日経ものづくり2014年1月号特集「7つの独創商品に見るヒットの本質」の裏話ともいえるもので、そのときの水戸岡鋭治氏への取材を基に改めて構成したものです。3位の「自社技術だけを見てもダメだ 異分野のヒット商品に学べ」も、この特集のトップに収録したインタビュー記事です。エアバッグの開発で知られる小林三郎氏(元ホンダ経営企画部長)の名調子が人気を集めました。

 6位の「一括企画だからこそ「マツダブランド」を打ち出せる」は、複数車種の「一括企画」の成果について聞いたインタビュー記事。単なる効率化だけではなく、車種間での方向のバラつきがなくなることがブランドの確立に寄与することがよく分かります。以上の3本のインタビュー記事はいずれも、ヒット商品を開発する上でのヒントとなりそうな記事であるといえるでしょう。

 このような製品開発プロセスを扱った記事は、他にもありました。7位の「新製品開発の現場、この1年――技術者が企画も開発もする時代へ」は、新製品開発に携わる担当者の最近の変化を捉えています。11位の「組織や人の足並みを揃えるためのタスクの置き方」は“進化型すり合わせ開発”の具体的方法を解説する記事です。

引き続き注目される3Dプリンター

 注目を集めている3Dプリンターの記事は12位、14位、15位に入りました。12位は経済産業省が進める、産業用3Dプリンター開発プロジェクトの準備状況を報じたニュース。14位は3Dプリンターについての意識調査、15位は市場予測についての記事でした。いずれも3Dプリンター単体よりは、3Dプリンターを取り巻く社会動向を扱ったものです。

 一方で、3Dプリンターを使わない金型造りの工夫に関する記事も読まれました。2位の「3D活用で超短納期の金型づくりに挑む~ツバメックスの事例」は、現場での活用状況を表す動画が見られます。「iPad」を活用している点でも、現時点での先端事例といえるでしょう。