2013年11月の台湾メーカーの大型TFTパネル出荷数量は対前年比(YOY)-11%、対前月比(MOM)+8%の2130万。主要4社中3社でMOM増加。1~11月の累計出荷量はYOY-7%。日本・韓国・中国を含めたグローバルの推計ベースでは、全体で約7600万(YOY+8%、MOM+8%)、1~11月累計でYOY+5%。

 11月のアプリ別は下記の通り。
 (1)テレビ向けが1950万~2000万でYOY-11%、MOM横ばい。1~11月累計ではYOY横ばい。
 (2)ノート・パソコン向け(タブレット含まず)が1550万~1600万で同-16%、+15%。1~11月累計ではYOY-20%。
 (3)モニター向けが1350万~1400万で同-5%、+7%。1~11月累計ではYOY-9%。
 (4)タブレット向けは2700万~2750万で同+76%、+11%。1~11月累計ではYOY+75%。

 アプリ別では、テレビ向けが一服、ノート・パソコン、モニター向けでラッシュ・オーダーが発生、特にノート・パソコンが顕著。タブレットは「iPad」効果もあって続伸となった。