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エディターズ・ノート

LEVORGはどこまで自動運転に近づいたのか

  • 河合 基伸=日経エレクトロニクス
  • 2013/12/06 05:00
  • 1/1ページ

 「第43回東京モーターショー2013」(一般公開2013年11月23~12月1日、東京ビッグサイト)が閉幕しました。来場者は、2011年の前回に比べて7%増の90万2800人になったとのこと。自動運転などの将来技術への関心の高まりが、来場者増の背景にありそうです。

 私もそうした一人かもしれません。自動車自体にそれほど興味はありませんが、帰省時などの長距離の運転が苦痛のため、全車速追従機能付きクルーズ・コントロール(ACC:adaptive cruise control)の進化や自動運転の実現には関心があります。そこで、富士重工業が展示した「LEVORG(レヴォーグ)」について、会場で担当者に聞きました。

 私が最も知りたかったのは、次世代版の運転支援システム「EyeSight(ver.3)」の新機能「車線中央維持」の性能です。車線中央維持機能は、ACCを作動中に約65km/h以上で走行車線両側の白線を認識した状態で走行している場合、車線内中央を維持するようにステアリング操作をアシストする機能です。
どのようなカーブであれば対応できるのか。担当者は、具体的な曲率半径の数値などは明かしませんでしたが、「日本の高速道路の本線であれば、ほぼ対応できる。中央自動車道の山間部では難しい場所があるかもしれない」と回答しました。なるほど、高速道路のインターチェンジの近くに自宅と実家がある私にとって、申し分ない性能です。

 もう一つ知りたかったのが、「ドライバーがハンドルを操作している状態を判定し、無操作状態のときには機能を停止する」という点でした。あまりにも無操作の判定が頻発すれば、車線中央維持の機能を使いこなせません。どのように判定しているのか。
担当者によると、パワー・ステアリングのトルク・センサで判定しているそうです。車線中央維持機能が働いているときには、ステアリング操作をアシストしてくれます。このとき、運転者がハンドルに手を添えていれば、ハンドルの動きと逆方向の力が自然と加わるため、ハンドルを握っていると判断するそうです。これなら、車線中央維持機能を存分に使えそうです。

 最後に、イメージ・センサのカラー化について聞きました。その効果は、先行車両のブレーキランプの認識だけではないようです。カラー化は遠方の自動車の認識にも役立っており、ステレオ・カメラの検知距離を伸ばすのにも貢献しているとのことでした。さらに、EyeSightを使った走行時の燃費は、ver.2からver.3になって向上しているとも。「社内では数値で確認しているが、公表していない」とこのことでした。

 ちなみにわが家では、妻が運転するようになったことから、今よりも寸法が大きくなるLEVORGへの買い替えは難しそうです。

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