EMS(電子機器の受託生産サービス)企業やODM(相手先ブランドによる設計・生産)企業が著しい勢いで台頭しています。日本メーカーによるEMS/ODM企業の活用は、これまでパソコンや民生機器が中心でしたが、最近になってその用途が車載機器や産業機器などに広がりつつあります。例えば、車載機器では、カーナビやカーオーディオ、キーレスエントリ・システムなどで、海外のEMS企業への生産委託などが積極的に模索されています。
日本の製造業に携わる多くの関係者にとって、今後、どのような製品をEMS/ODM企業に任せればよいのか、EMS/ODM企業とどのように付き合っていけばよいのか。そのために有用なガイドとなるべく、編集したのが本書です。本書を通じて、国内外のEMS/ODM企業への理解を深め、適切な生産/開発アウトソーシングをするための一助にしていただければと思います。
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