基礎から学ぶ機械設計 キカイをつくって動かす実践的ものづくり学の設計編 (サイエンス・アイ新書) 、門田 和雄 著、1,155円(税込)、新書、224ページ、ソフトバンククリエイティブ、2013年9月18日
基礎から学ぶ機械設計 キカイをつくって動かす実践的ものづくり学の設計編 (サイエンス・アイ新書) 、門田 和雄 著、1,155円(税込)、新書、224ページ、ソフトバンククリエイティブ、2013年9月18日
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 3Dプリンタの普及などにより、個人がものづくりを実践できる時代になった。東京工業大学附属科学技術高等学校で教諭を務める筆者が、ものづくりの『実践』に役立つ基礎知識をまとめたのが本書だ。個人の「メイカーズ」だけはなく、独自ブランドを立ち上げたい中小企業や機械設計を学びたいエレクトロニクス/ソフトウエア技術者の入門書に向く。

 実践に役立つかどうかが主眼であるため、特定の分野を掘り下げることはせず、物を造る時に最低限知っておきたい知識を「広く浅く」解説している。具体的には、運動を伝達する機構を紹介する「機構設計」、構造設計に必要な力学的な知識をまとめた「構造設計」、材料の性質を取り上げた「材料設計」、機械を構成する部品に着目した「要素設計」、電気回路と制御の仕組みを解説した「回路設計」である。

 平易な表現で書かれているため、短時間で一気に読める。

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