「産業動向」サイトで、この1カ月間(10月13~11月12日)によく読まれた記事の上位20本は、右表のようになりました。1位は前回のサイトマスター便りのときと同じで、「上海発EMS通信」の記事でした。iPhone 5s/5cへの関心の高さがうかがえます。また、同連載コラムの最新記事「中国で始まった『フォックスコン・プラス・ワン』」も第8位にランクインしています。
爆発的なアクセスを集めるほどまでには至っていませんが、この9月から始まった連載 「地方から始まる『技術立国ニッポン』の再生」の記事がベスト20位までに4本ランクインしました。地方の中小企業には競争力が高い技術を持っていても、その能力をなかなか発揮できない場合が多いようです。日本の大企業の競争力低下が、発注を受けていた中小企業に及んでいるためです。日経エレクトロニクスの大久保編集長自らが取材・執筆するこの連載は、こうした現状を打破する一助となることを目指し、サブタイトルにもあるように“キラリと光る地場メーカーの実像に迫る”ものです。
9月以降1週間に1本のペースで記事が増えており、すでに徳島編が7本、熊本編が10本公開されています。中小企業が自社の強みを生かして異分野に打って出たり、国内の新興企業や海外企業などと連携し、従来にはない枠組みの構築に踏み出している先端事例を読んでみてください。