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中国経済は寓話で読み解く(2)、なぜ「外資を儲けすぎ」と考えるか

永井麻生子=おあしすランゲージラボラトリー代表
2013/11/11 00:00
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今回紹介する書籍
書名:王二的経済学故事
著者:郭凱
出版社:浙江人民出版社
出版時期:2012年7月

 今月ご紹介している1冊は、『王二的経済学故事(王二の経済学物語)』。王二という架空の人物にまつわる寓話を題材に現在の中国における政治や経済の問題を読み解いた評論集である。

 今回は本書から「経済政策の誤解と真相」と題された第6章を取り上げる。この章では「加工貿易と貿易黒字」「自力更生と重商主義」「外資導入」「日和見主義と政府の信用」「衆愚政治の危険性」「「知的財産権」「人口問題」と多岐にわたる問題が論じられている。

 その中で筆者が特に興味深く感じたのは「外資導入」「衆愚政治の危険性」そして「知的財産権」に関する分析である。2013年3月に本コラムの記事「中国の中学生は近現代史をこう習っている」でも指摘したように、中国人には漠然と「自分たちは諸外国に不当に虐げられた歴史がある。(だから、今、世界は自分たちの無理をある程度聞くべきだ)」という感覚があるように思えるのだが、ではその傾向に警鐘を鳴らしている。

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