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縁側は以前より作りやすくなっている

 自ら「縁側」の必要性を感じて実際に仕事に関するコミュニティーづくりを始めている方も何人かおられました。今ではSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などの環境もあり、少し前と比べて格段に環境がよくなっているとの実感をお話されていたのが印象的でした。

 今回の「縁側オフ会」では、さまざまなみなさんのご意見を伺うことができ、たくさんのフィードバックを頂きました。活字ではこれらすべてをお伝えしきれませんが、コラムと「縁側オフ会」を通じてみなさんから頂いたご意見を発展させフィードバックしていきたいと思っています。

 また、これからのコラムでは、B2BビジネスやB2Cビジネスと「ものづくり」と「ことづくり」の関係性について、さらに「ブランド」に関するものなども、これまでのコラムの延長上で更に議論を発展させて書いていきたいと現在考察を行っています。

 引き続き「ニッポンの製造業、脱・負け組への提言」コーナーのコラムとコラム連動型セミナー・イベント「縁側オフ会」をよろしくお願いいたします。

生島大嗣(いくしま かずし)
アイキットソリューションズ代表
大手電機メーカーで映像機器、液晶表示装置などの研究開発、情報システムに関する企画や開発に取り組み、様々な経験を積んだ後、独立。「成長を目指す企業を応援する」を軸に、グローバル企業から中小・ベンチャー企業まで、成長意欲のある企業にイノベーティブな成長戦略を中心としたコンサルティングを行っている。多数のクライアント企業の新事業創出/新製品企画・開発等の指導やプロジェクトに関わる一方、公的機関等のアドバイザ、コーディネータ、大学講師等を歴任。MBA的な視点ではなく、工学出身の独自視点での分かりやすい言葉で気付きを促す指導に定評がある。経営・技術戦略に関するコンサルティングとともに、講演・セミナー等の講師としても活躍中。
生島ブログ「日々雑感」も連載中。
中国ビジネス書の翻訳出版本である「中国モノマネ工場――世界ブランドを揺さぶる「山寨革命」の衝撃」の監修・解説も担当した。